スペイン旅行記1:北京でのトランジット

成田空港までの移動

夕方成田発の便にて北京まで向かいます。
成田空港までは大崎駅発着のバス(Willar Travel提供)で向かいました。このバスの凄いところは値段が安いことです。事前予約することで片道1,000円で行くことができます。
そのためかバスは満員でした(5日前に予約していて良かったです)。座席の感覚が広く、快適でした。そして所要時間も1時間強で本当に良かったです。

成田空港の混雑ぶり

成田空港は連休の初日のため結構混雑していました。セキュリティはもちろん、各種店舗や果てはカードラウンジも混雑していました。ラウンジは芋洗い状態でゆっくりできないなと思い、利用を見送りました。

中国当局からの洗礼

そして搭乗口に到着してから、飛行機が到着済みにも関わらず、搭乗手続き開始時間が遅れる、という謎のアナウンスがありました。その30分後に搭乗手続きをし、飛行機の発車準備が整ってから、中国当局から意味不明な要請によりさらに3時間半ほど機内で待たされました。
あまりにも無茶苦茶な内容で唖然としました。幸い次のトランジットが翌日の昼で時間があるため助かりました。そうしないと大変な目に遭うところでした。
未だに中央政府からの理不尽な要求が罷り通ることに恐ろしさを感じました。そういう点がいわゆる先進国ではなく、発展途上国的だなと感じました。また中国の人は図太い印象がありますが、そういう体制下で育つと、そうならないとやっていけないのかなと感じました。
飛行機の中での待ち時間は辛かったです。長い待ち時間の後でようやく離陸し、現地時間の深夜1amに到着しました。

後で知ったことですが、中国入出国に際し、日本の航空会社の優先順位は著しく低いらしく、今回のような事態は珍しくない模様です。中国に入出国する際は、中国本土の航空会社、もしくは中国が強気に出られない欧州諸国の航空会社を使った方が良いかもしれません。

中国入国後

中国の入国審査はそんなに待つことなく、スムーズに完了しました。その後は疲れを取るためにタクシーでホテルまで向かいました。
初めて中国本土に上陸しましたが、この気持ちをかみしめることなく、早くベッドで横になりたかったです。

Days Hotel Beijing New Exhibition Centerホテルに宿泊しました。当ホテルは空港から10分強で設備は問題ありませんでした。清潔感も問題なしでした。
ただ空港シャトルバスなどアディショナルな要求をする時は、先方から打診されることがなく、こちらから話も切り出す必要がありますので、その点は要注意です。また英語もほとんど通じない点も辛かったです(カタコト英語しか話してくれませんでした)。初めて中国に来る方には、難易度は高いと思います。
とはいえ北京空港に何度か来たことがあり、トランジットと割り切って使う分には問題ないかなと思います。