第53回 東京盃

  • 大井11R D1200m G2

藤田菜々子騎手騎乗のコパノキッキングが逃げ切り勝ちを収めました。

勝ち馬にとって非常に楽な相手だったと思いますが、鞍上の藤田騎手にとっては初めての重賞制覇になりました。圧倒的な一番人気の中で勝ったことは大変だったと思います。JRA所属の女性騎手としては初めての重賞制覇はすごいことです。
短距離とはいえ、伝統あるレースで勝てたことはうれしいと思います。
ひとえにオーナー(Dr.コパさん)が藤田騎手を使い続けてくれたことが大きいと思います。

馬にとっても根岸S以来の勝利で次走が噂されているJBCに向けて弾みがついたと思います。

レースですが、コパノキッキングが圧倒的な飛び出しではありませんでしたが、好スタートから自然とハナに出て、先手を主張しました。200m地点ではマイペースで逃げられていたと思います。
直線に入って、残り400m地点でも余力たっぷりで後方と2馬身ほどの差がありましたので、勝てるなという感触でした。
最終的には後方に・馬身ほどの差をつけて、勝ちました。

重賞を連勝した頃は追い込みのスタイルでしたが、それに捉われずに逃げの手で勝ったことは、馬のポテンシャルもそうですが、鞍上の好判断によるものだと思います。