第37回 マイルCS

  • 京都11R 1600m G1

今年は香港情勢も怪しいこともあり、メンバーが揃いました。結果としては実力上位馬が力を出し切った良いレースだったと思います。
3歳牝馬のレシステンシアが逃げて、ラウダシオン(今年のNHKマイルC勝ち馬)やアドマイヤマーズ、グランアレグリアが先行する展開でした。有力馬ではサリオスが後方の位置どりとなりました。前半は34.9で特別速い流れではなかったと思います。

直線に入り、アドマイヤマーズと昨年の覇者のインディチャンプが抜け出しました。特にインディチャンプはグランアレグリアを内に閉じ込めながら出て、鞍上の福永騎手の手綱捌きがうまかったです。
内に閉じ込められたグランアレグリアでしたが、残り150m程から外に出してからは力強い伸び足で先に抜け出していたアドマイヤマーズとインディチャンプを差し切り、最終的に3/4馬身差をつけました。まさに完勝と言えます。
上位3頭は本当に強いと思います。
後方に置かれたサリオスは大外から伸びてきたものの5着に敗れました。実力上位ではあるものの、やはり1600mは短すぎる気がします。天皇賞・秋で見たかったです。

来週はジャパンカップですね。アーモンドアイと今年の無敗の3冠馬コントレイルとデアリングタクトが出走するので楽しみです。