第81回 皐月賞

  • 中山11R 芝2000m G1

個人的には牡馬クラシックの中だと皐月賞が一番ワクワクします。というのも一戦級の馬たちが初めて激突するのがこのレースだからです。日本ダービー皐月賞で力関係が大体目処がついた後なので、それほどでもないのです。

レースは共同通信杯の勝ち馬のエフフォーリアが勝ちました。
鞍上の横山武史騎手の騎乗は立派だったと思います。好スタートから道中は無理せず先段に取り付いて、直線では内から抜け出すという完璧な騎乗だったと思います。直線はどの馬も伸びあぐねていました(強風が堪えたのか不明ですが)が、この馬だけは力強く伸び、3馬身差の完勝でした。
横山武史騎手はこれが初めてのG1勝ちとなりましたが、初めてのG1がクラシックというのはすごいと思います。しかも勝利ジョッキーインタビューでは素直に喜びを表現していて好感が持てました(仏頂面で議員のようなインタビューされるより、こちらの方が見ていて気持ちがいいです)。まだ若いと思いますが、これからも怪我に気をつけて、活躍してほしいです。

2着には弥生賞馬のタイトルホルダーが入りました。8番人気でしたが順調に使われた強みが生きたのかもしれないです。ただ2着以下は力差を感じてしまい、ダービーに向けて厳しいなと感じました。