第82回 菊花賞

最近仕事が忙しいことが更新が滞りがちです。また最近競馬熱が冷めているのですが、今年の菊花賞は久しぶりに痺れるレースでした。

一言で言えば、4番人気のタイトルホルダーが逃げ切り勝ちでしたが、その内容が素晴らしかった(むしろ自分好みと言った方が適切かもしれません)。
鞍上の横山武史騎手がスタートから強く先手を主張し、前半1000mは60秒程度でまとめて、後続を離していました。見事だったのは中断ペースを緩めて、3コーナーに後続に脚を使わせたところです。ぱっと見後続に詰め寄られて危ない様にも見えましたが、4コーナーを過ぎたところでは、後続を突き放し、結局2着に5馬身差の快勝でした。

中段で緩めて、最後突き放す様は父の横山典弘騎手が騎乗したセイウンスカイに被って見えました。この感想をもったファンはたくさんいると思います。あの時のレースぶりは完璧で、それを再現しているように見えました。
しかも鞍上の横山武史騎手はまだ若いのに、このような大胆不敵な騎乗を成し遂げたことが本当に素晴らしいと思います。

(updated on 26/Oct/2021)