第66回 有馬記念

  • 中山11R 芝2500m G1

3歳馬のエフフォーリアが勝ちましたが、なかなか見応えのあるレースでした。
スタートからパンサラッサが前走同様に大逃げし、菊花賞馬のタイトルホルダーが2番手を追走し、凱旋門賞に参戦したクロノジェネシスとディープボンドが先行し、エフフォーリアが中段待機という隊列でした。エフフォーリアはいつもよりも後ろ目にも感じましたが、道中は横山武史騎手がクロノジェネシスをばっちりマークしているように見えました。
直線に入り、タイトルホルダーが残り300mで先頭に立ち、ディープボンドがそのすぐ外から伸びてきて、さらにその外からエフフォーリアが伸びてきました。ディープボンドが思いのほかしぶとかったですが、最後エフフォーリアが振り切るという内容で強かったです。
これで引退となるクロノジェネシスはその後ろから伸びてきて、3着を確保し、さすがという内容でした。そして外から伸びてきたステラベローチェが4着に入りました。5着にはタイトルホルダーが粘りました。上位5頭が後続を3馬身離していたので、力差を感じました。
1,4,5着が3歳馬でしたので、来年も楽しみですね。特にエフフォーリアは力が抜けていると思います。2着に粘ったディープボンドが思ったより強い内容で、来年も頑張ってほしいなと思います。
クロノジェネシスは最後勝てず残念でしたが、凱旋門賞以外は掲示板を外さない安定感で素晴らしい成績だったと思います。お疲れ様でした、と言いたいです。