第98回箱根駅伝

昨日、今日はゆっくり箱根駅伝を見ました。結果的には青山学院の圧勝でした。
主力が投入される往路で一年生を二人エントリーしながら往路を勝ち、往路は後続との差を広げる盤石なレース展開、配置でした。1年生の二人とも素晴らしい走りで見事でした。3区の太田選手、5区の若林選手は区間賞とはならなかったものの、太田選手は区間賞の丹所選手と道中駆け引きし、最後前に出る展開は驚きました。若林選手も初の山登りとは思えない堂々とした走りでした。

出身大学の贔屓がないため、比較的フラットな視点で楽しめました。1位と2位はかなり引き離されましたが、3位以下は比較的拮抗していて、最後まで順位変動が目まぐるしかったと思います。青山学院の速さが圧倒的だったのにも関わらず、繰り上げスタートは2校だけで全体のレベルが底上げされている印象を受けました。
東京国際のような新興大学だけの他に、順天堂や中央、法政といった古豪がシード権を確保しました。中央大学のシード権は久しぶりだったと思います。法政は最後の最後で10位に逆転しました(最後あわやコースミスのトラブルがありましたが事なきを得てよかったです)。
初出場の駿河台大学は繰り上げにならず、襷を最後まで繋いで立派だったと思います。
どの選手もリタイヤせず、完走して立派だったと思います。楽しく観戦できました。選手の皆様にはお疲れ様でした、と言いたいです。