ドバイワールドカップミーティング(2022年)

先週末、UAEメイダン競馬場で、ドバイワールドカップを含む国際競争が開催されました。今年日本馬が大挙参戦し、G1 2勝、G2 3勝という好成績を収めました。2レースピックアップします。

7R: ドバイターフ、G1 芝1800m

パンサラッサが好スタートから逃げるという展開でした。ただ近走とは違い大逃げではなく、ため逃げの形でした。4コーナー手前から後続を突き放し、残り200-300mほどで3馬身ほど突き放した時は勝つかなとも思いましたが、そこからデットーリ騎手騎乗のロードノースと、その外からヴァンドギャルドが急追し、非常に際どいゴールとなりました。
結果的に、パンサラッサとロードノースの同着となりました。日高の生産馬がモハメド殿下&デットーリ騎手のコンビに勝つなんて、unbelievableです。最後のデットーリ騎手の追い込みはすごかったです。
3着のヴァンドギャルドは昨年の2着に続く、好走でした。メイダン競馬場はリピーターが走りやすいコースかもしれませんね。

9R: ドバイワールドカップ、G1 D2000m

昨年のBCダートマイルとペガサスWCに連勝したライフイズグッドに注目が集まりました。予想通り本馬が逃げたのですが、最後の最後で垂れてしまいました。
好位を追走していたUSのカントリグラマーが差し切り勝ちを収めました。ゴール前はなかなかの接戦だったと思いますが、鞍上のデットーリ騎手の手綱捌きが流石でした。
日本から参戦したチュウワウィザードは最後方追走の苦しい形でしたが、直線でうちが開いたことも利して、3着に入線しました。結果的に最後方待機がプラスになったとはいえ、去年よりもメンバーが揃った中で3着に入ったことは立派だと思います。