メトロポリタン美術館展@国立新美術館

先週のことですが、久しぶりに美術展に行きました。パンデミックが始まってからは敬遠していましたが、先週休みを取って行ってきました。

今回はヨーロッパ絵画部門の絵画が65展展示されていました。ルネサンス後期印象派の絵画が展示されました。
メトロポリタン美術館に行ったことがあるもののもう10年前のことで、公式サイトで紹介された絵画をパッとみたところ、実際に見たものがどれか忘れてしまっていて、、ラファエロからゴッホ、モネまでの有名な画家の作品が多く展示される機会ということで行ってみました。

事前に日時指定のチケットを購入しました。パンデミック前でも日時指定のチケットはありましたが、それでも2-3時間の枠設定でした。それに対して、今回は30分の枠設定でして、人数調整が厳しくなっているなと感じました。

実際の客層ですが、春休み期間であったものの学生さんは少なく(時折小学生連れの親子がおり、控えめに会話している方もいました)、年配の方が多い印象でした。年配の方ほどこういう機会を楽しみにしているのかなと思いました。

展示作品数は65と多くはありませんが、全体の印象としては、ルネサンスから後期印象派までの有名画家の作品が網羅されていて、絵画の変遷をわかりやすく追うことができたと思います。また1作品1作品じっくり鑑賞できますし、初心者の方にもお勧めできるかなと思います。

個人的には17-18世紀のバロック様式やオランダの風景、風俗画が見ごたえがありました。その一方でフランスのロココ様式はなんとなく苦手に感じました。風俗画で犬が描かれている作品がいくらかあったのですが、自分が犬と一緒にいるせいか、じっくり見入ってしまいました。

印象派の作品は、以前見たことがあるような既視感がある作品が多く、今回特別ぐっとくる作品は少なかったです。

実際に絵画を直接拝むことができたわけですが、とても充実した時間を過ごすことができたと思います。たまには美術館行く時間作りたいなと思いました。


最後に国立新美術館の近くにある政策研究大学院大学の桜を見ました。きれいに咲いていましたが、葉桜になりかかっているものもあり、今年は散るのが早いなと感じました。
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