第165回 天皇賞・春

ゴールデンウィークは5/6以外お休みして、ゆっくり過ごしました。1週間ほど前のレースになってしまいましたが、簡単にレビューします。

結果的には外枠から促して逃げの手を打ったタイトルホルダーが圧勝しました。
鞍上の横山和生騎手のペース配分が絶妙でした。前半1000mは強気に60秒台で逃げて、後続を突き放し、中間の1000mで緩めたのが見事でしたね。ディープボンドをはじめとした後続が3コーナーが押して押していたのに対し、タイトルホルダーが騎手が特段促されていなかった点の対比が印象的でした。
直線に入ってからは余力のタイトルホルダーが最速の上がりを繰り出し、後続に7馬身差を納めました。長距離だとかなり強いなと感じました。

1番人気のディープボンドは最後にダイヤモンドS勝ち馬のテーオーロイヤルを交わし、2着を確保しました。実力はあるのですが、G1だと勝ち切れないですね。3着のテーオーロイヤルは鞍上含めてよく頑張ったと思います。

スタート直後でシルバーソニックが落馬しましたが、それもレース展開に大きな影響を与えてしまったのが残念ですね。ずっと好位を追走しており、最後の直線ではタイトルホルダーの側を走っていたのが、後続勢にとってはやりにくかったように見えました。

(updated on 7/May/2022)