2022FIFA ワールドカップ Qatar その3

もう先週の話になりますが、H組予選のスペインVS日本戦は後半途中から起きたものの、既に1-2となっており、惜しいことをしました。まさか勝つとは思いませんでした。

Round of 16:France VS Poland

この大会で日本戦以外の試合を初めて見ました。結果的には3-1とフランスの圧勝でした。前半はフランスが一方的に攻める展開ではなく、ポーランドが攻勢の時間も多かったです。ポーランドの攻撃も悪くはなかったですが、フランスの守備が素晴らしく、0点で抑えました。そして前半終了間際というタイミングで、エムパペの縦方向の鋭いスルーパスからジルーがゴールを決め先制しました。
後半はグリーズマンからのロングパスからのカウンターから最後はフリーでボールを受けたエムパペが2点目、アディショナルタイムでエムパペが強烈なシュートを決めました。
守備がしっかりしていて、エムパペ、ジルーを中心とした攻撃陣の精度が高く、上位に進出しそうに見えました。また司令塔のグリーズマンも見えないところ走っていて、敵陣の守備を翻弄していてさすがだなと思いました。

Round of 16:Croatia VS Japan

前半はクロアチアがややポゼッションしていたものの、日本は大きく崩されるわけではなく、コスタリカ戦よりいい形に見えました。両チームとも惜しい得点チャンスがありましたが、前半終了間際にショートコーナーから最後は前田選手が押し込み、先制しました。前田選手は前線からプレスをかけまくって守備に貢献していたので、得点決められて良かったなと思いました。
とはいえ今大会初めて先制した形で、監督のプランが崩れないか心配しました。案の定、後半開始時に勝ちパターンの選手交代をしませんでした。相手の出方を見てしまい後手に回ったのも結果的にマイナスだったかもしれません。

クロアチアモドリッチを中心に中盤でパスを回しながらも最後は少ない手数で攻めていて、日本得意のカウンターが決まらない展開でした。途中からロングパスを放り込む攻撃を繰り出し、それが嫌な予感がしていました。後半10分にその形でペリシッチ選手に見事なヘディングを決められ同点に追いつかれました。守備が崩されたようには見えませんでしたが、相手の攻撃は素晴らしく仕方がない失点に見えました。
それから三苫選手、浅野選手を投入するもクロアチア選手が研究していたため、二人を起点とする攻撃はほぼ封じられていました。特にCBのグバルディオル選手の守備が素晴らしく、浅野選手がブレーキになっている感じでした。

それから両チームとも決め手に欠ける展開になり延長戦に入りました。延長前半で、三苫選手が自身で真ん中に切り込んで強烈なミドルシュートを放ったのが一番惜しかったです。三苫選手が起点にならないと特典の気配が感じられず、とはいえ相手に研究されていて、決め手に欠けました。
一方で延長後半になるとクロアチア選手だけでなく、日本選手もバテてきて、危ない場面がいくらかありました。とはいえ相手のフィニッシュの精度の低さに助けられました。

そしてPK戦になりました。直感的にダメだと思いましたが、最後まで見届けました。日本選手は三人が相手キーパーに止められてしまい、万事休すでした。一方クロアチは3/4の成功率でした。
PKは運要素が強いとは思いつつも、クロアチアチームは前回大会から粘り強く、PKでも勝ち上がってきたことから、相手に分があったように感じました。追いつかれた後、三苫選手を封じられた際の決め手にかけたのが敗因かなと思っています。

日本時間の0時開始の試合を見た当日は寝不足がすごく、歳をとったなと感じています。