先週末の日曜日、地域内の三味線のおさらい会がありました。
三味線合奏含めて10曲ほど演奏させてもらいました。久しぶりにたくさん伴奏できて練習になりました。開演早々から出番があり、その後も程よい間隔で出番があり、暇になることなく、結構刺激的な一日でした。
かなり三味線がお上手な先生がいらしたのですが、他の先生方に笑顔で挨拶されていたのが印象的でした。民謡界隈はかなり個性的というか曲者が多いのですが、その中で自分の立場をキープするには技術だけでなく、そのような立ち振る舞いも必要なんだなと感じました。
この日は雨模様ということで観客がかなりガラガラ(40-50人程度)で寂しかったです。そんな中でも私たちの会のゲストで来てくださった方々がその仲間の出番の時、楽しそうに手拍子されていたのが印象的でした。
黙って聞いている人ばかりなのですが、素直に楽しんでいる様が素晴らしいですし、演奏している方も力をもらう気がして、とてもいい気持ちになりました。
伴奏では「津軽数え唄」を一人で演奏させてもらいました。去年の秋に伴奏した際は妻子が応援してくれたのにも関わらず、頭が真っ白になり結構散々だったのですが、この日は最後まで落ち着いてしっかり演奏しきることができました。
前の人の演奏中、舞台で待機してる時フレーズが吹っ飛びそうになりましたが、演奏が始まると自然と体が動いてホッとしました。少し怪しいところがありましたが、テンポが乱れることなくまとめることができ、先生にも褒めて頂き良かったです。
最後に三味線の合奏はいつもより少数の計算できるメンツが中心ということで何の不安もなく演奏を終えられました。テンポの乱れ等もなく、気持ちよかったです。その一方で迫力というかパワーに欠ける感じで、もっと力強く演奏できたらという反省もありました。少なくとも糸を張り替えれば、もう少し張りのある音が出せた気がします。