Horse

第84回 皐月賞

今年初めての競馬のレビューです。クラシックレースの中で皐月賞が一番ワクワクします。新学期の暖かい時期というのもありますし、いろんな路線の馬が初めて対峙するレースというのもあります。毎日杯の勝ち馬のメイショウタバルが57.5という超ハイペースで…

第69回 東京大賞典

大井9R D2000m G1 年末のダート中距離の大一番はレモンポップが参戦しなかったものの、昨年の優勝馬ウシュバテソーロや今年の南関三冠馬ミックファイヤなどが参戦しました。今年は9頭という小数頭のレースとなりました。逃げを主張する馬がいなかったことも…

第68回 有馬記念

中山11R 芝2500m G1 ドウデュースが日本ダービー以来のG1勝ちを収めました。なかなか良いレースだったと思います。大外枠のスターズオンアースが好スタートを決め2番手を進みました。ラストランのタイトルホルダーが先手を主張し、逃げる展開となりました。…

香港国際競争2023

今年も日本から多数の馬が参戦しましたが、どのレースも勝つことができませんでした。とはいえ香港、ヨーロッパの1戦級の馬が実力を見せ、いいレースだったと思います。 香港マイル 日本勢の多くが中段〜後方待機する中、圧倒的な実績を誇るゴールデンシック…

第24回 チャンピオンズカップ

中京11R D1800m G1 今年のフェブラリーS勝ち馬のレモンポップが逃げ切り価値を収めました。 ただレモンポップが1600mを超える距離を走るのが初めてで距離不安も囁かれており、しかも大外枠という不安要素もありました。好スタートから先手を主張し、終始先頭…

JBC、BC(2023年)

11/3に大井競馬場でJBC、US時間の11/3,11/4にサンタアニタ競馬場でブリーダーズカップが開催されました。個人的に一番印象に残ったレースをそれぞれ1つ紹介します。 JBCスプリント 大井10R D1200m Jpn1 兵庫所属のイグナイターが兵庫勢で初めてJBCを制覇し…

第168回 天皇賞・秋

東京11R 芝2000m G1 1番人気のイクイノックスが圧倒的な競馬でG1 5連勝を収めました。 今年の大阪杯勝ち馬のジャックドールが逃げました。しかも前半57.7というハイペースでした。その後ろをガイアホースが追走し、その後ろを圧倒的1番人気のイクイノックス…

第8回 紫苑S

中山11R 芝2000m G2 先週で夏競馬が終わり、中央場所に戻りました。早速G1のトライアルレースの紫苑Sがありました。昨今は実力馬の関西馬が多数出走していること、ローズSが1800mになり中京開催だったことも相まって、紫苑Sの重要性が上がっているように見え…

第57回 黒潮盃

大井10R D1800m S2 南関3歳限定の真夏の重賞です。3冠馬のミックファイアは出走しないものの2番手グループのヒーローコールとマンダリンヒーローが出走する、というなかなかの好メンバーでした。レースは的場文男騎手騎乗の人気薄のウインドフレイバーが果敢…

第25回 ジャパンダートダービー

大井11R D2000m G1 前にも書いたと思いますが、来年からダート重賞体系が大きく変わるため今回が最後のレースになりました。そのような状況ですが、無敗の南関3冠馬が誕生しました。 現在の南関3冠レースは4月下旬〜7月中旬の短期間に集中していること(USの…

第46回 帝王賞

大井11R D2000m G1 ダート上期の総決算の帝王賞が開催されました。ウシュバテソーロを除く古馬の中長距離路線の一戦級が集まり、最後の直線の叩き合いは見応えがありました。アンタレスS勝ち馬のプロミストウォリアが逃げ、クラウンプライドが先行、スタート…

続・ナイスネイチャ

先週渡辺牧場からリリースされた最後のお知らせを読みました。 rha.or.jp前月上旬ナイスネイチャの食欲が減衰してから、牧場のスタッフの方々が献身的なサポートしてくださった様子を読んで、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。投薬だけでなく、電…

第69回 東京ダービー

大井11R D2000m S1 来年から交流重賞になることが決まっており、地方所属馬限定の形で開催されるのが今年で最後になりますが、強い馬が現れました。 シニスターミニスター産駒のミックファイアが遅めのペースを先行し、4コーナー手前で先頭に立ってからは後…

ナイスネイチャ

昨日、元競走馬のナイスネイチャが亡くなったとのニュースを聞きました。最近色が細くなり、それに伴い体も痩せてきたと聞いていたので先は長くないだろうなとは思っていました。とはいえ実際に亡くなったと聞くと淋しいです。 最後は安楽死処置を取られたよ…

第84回 オークス

東京11R 芝2400m G1 とにかくリバティアイランドが強かったです。後方待機だった桜花賞とは違い、今回は中段前目でレースを進めました。直線入り口では抜群の位置どりでした。この時点で勝てるだろうとは思いました。残り200mで先頭に立ってからも川田騎手は…

第67回 大阪杯

阪神11R 芝2000m G1 イクイノックス、ドウドュース、タイトルホルダー、パンサラッサが不在で少し物足りないメンバーかなと思いましたが、1番人気のスターズオンアースと2番人気のジャックドールが好レースを見せてくれました。好スタートを切ったジャックド…

ドバイワールドカップミーティング(2023年)

UAEの現地時間の25日ドバイワールドカップをはじめとした競馬のG1レースが開催されました。日本馬が勝った2つのレースのレビューです。 8R: ドバイシーマクラシック、G1 芝2410m ただただイクイノックスが強過ぎました。イクイノックスは好スタートを決め、…

第116回 京都記念

阪神11R 芝2200m G2 今年も昨年に引き続き京都競馬場改修のため阪神競馬場で開催されました。昨年のダービー馬ドウデュースと一昨年の有馬記念などを優勝したエフフォーリアが出走しました。この時期にしては、メンバーも集まり楽しみにしていました。ただ結…

BCクラシック(2022年)

キーンランド D2000m とにかくフライトラインが強かったです。 今年のペガサスWCなどを勝ったライフイズグッドが逃げ、フライトラインがそれをマークする形でレースが進みました。その2頭が後続との差を広げて、道中を進み、4コーナー手前でフライトラインが…

第166回 天皇賞・秋

東京11R 芝2000m G1 かなり面白いレースでした。凱旋門賞に出走したタイトルホルダーやドウドュースは参戦しなかったものの、3歳&古馬の一戦級は大体集まったメンバーでした。2番人気のジャックドールが好スタートを切ったものの、今年のドバイターフを買っ…

第83回 菊花賞

阪神11R 芝3000m G1 久しぶりの競馬のレビューです。春のクラシック馬の多くは出走しませんでしたが、逃げたセイウンハーデスが淀みのないペースで逃げて、かなり締まったレースになりました。アスクビクターモアは道中は2番手を追走し、セイウンハーデスが…

タイキシャトル

タイキシャトルが老衰による心不全で亡くなったそうです。私が競馬を見始めた時に短距離路線を無双していたので印象に残っています。 相手はそんなに強くなったかもしれませんが、馬場、場所を問わず、先行抜け出しという盤石のレースぶりで安定した強さを発…

第58回 CBC賞

小倉11R 芝1200m G3(ハンデ) 今年も京都改修の影響を受けて、小倉開催となりましたが、なかなか衝撃的なレースでした。3歳牝馬のテイエムスパーダに騎乗した今村騎手が前半600mを31.7秒というハイペースで逃げました。開幕週とことを考えても暴走ペースかと…

第63回 宝塚記念

阪神11R 芝2200m G1 先週末から猛暑が酷く、宝塚記念も夏競馬という気分で見ていました。とはいうものの当初はフルゲートでエフフォーリアやタイトルホルダーなど出走メンバーがそろいました。実際のレースはかなり見ごたえがありました。タイトルホルダーが…

第89回 日本ダービー

東京11R 芝2400m G1 今日都心は30度近い気温でとても暑かったです。私が初めてダービーを生観戦したのがキングカメハメハが勝った2004年ですが、その日もかなり暑かったです。ということで個人的にダービーの頃に、真夏日になるのはそんなに珍しくはないとい…

第165回 天皇賞・春

阪神11R 芝3200m G1 ゴールデンウィークは5/6以外お休みして、ゆっくり過ごしました。1週間ほど前のレースになってしまいましたが、簡単にレビューします。結果的には外枠から促して逃げの手を打ったタイトルホルダーが圧勝しました。 鞍上の横山和生騎手の…

ドバイワールドカップミーティング(2022年)

先週末、UAEのメイダン競馬場で、ドバイワールドカップを含む国際競争が開催されました。今年日本馬が大挙参戦し、G1 2勝、G2 3勝という好成績を収めました。2レースピックアップします。 7R: ドバイターフ、G1 芝1800m パンサラッサが好スタートから逃げる…

第58回 金鯱賞

中京11R 芝2000m G2 今年初めての競馬のレビューです。大阪杯の前哨戦の金鯱賞が行われましたが、モーリス産駒のジャックドールが5連勝で重賞を初制覇しました。ジャックドールは今日も好スタートから逃げて、直線でも2着以下を突き放す内容で完勝でした。前…

第66回 有馬記念

中山11R 芝2500m G1 3歳馬のエフフォーリアが勝ちましたが、なかなか見応えのあるレースでした。 スタートからパンサラッサが前走同様に大逃げし、菊花賞馬のタイトルホルダーが2番手を追走し、凱旋門賞に参戦したクロノジェネシスとディープボンドが先行し…

第144回 中山大障害

中山10R 芝4100m J・G1 春の中山グランドジャンプの1、2着馬が回避したため、メンバー構成がやや低調でしたが、そんな中10歳馬のオジュウチョウサンが昨年の4月以来の勝利を収めました。昨年の秋以降勝利から離れていて、衰えを感じていましたが、そんな中で…