人生100年時代FORUM

今週のお題「理想の老後」

週末、表題の銀行主催のセミナーがあり参加してきました。
講演のタイトルから、50-60代がターゲット層で(退職金など余剰金が多く持っていると思われる層に投資を勧めるような内容が多かったです)、実際にその層が多く来場していました。私のように30代以下の層は少なかったです。
事前登録制だったのですが、申込者数(5000人)に対し、会場のキャパが不足(500人×2部屋+ブース)していたため、入場するのに20分ほど待たされた点がストレスでした。

金融関係のセミナは基本的なことを説明しながら、自社の製品を勧める内容でした。仕事柄プレゼンターのプレゼンの所作が気になりましたが、どなたも視線、姿勢、口調など十分に訓練されているなと勉強になりました。
他にはスペシャルプログラムとして、荻原健司さん、杉山愛さんなど著名人の話があり、おもしろかったです。
老後、という観点では相続、認知症など自身の老後より両親の老後について向き合う日が近づいているなと認識しました。それがこの日のセミナーの一番の収穫でした。特に、認知症高齢者への対応に関するお話は勉強になりました。

  • 90代だと半数以上が発症(含軽度認知障害
  • 症状が発生したらとにかく病院に行く/連れて行く(症状が進行すると治療が困難になるため)
  • 本人は整理整頓し、周囲の人とcommunicationを取ること
  • かかりつけ医を見つけておくこと
  • 地域包括センターを把握しておくこと
  • 家族は元気なうちに資金を把握しておくこと

金融商品に関しては、ホールのセミナーよりもブースでのミニプレゼンの方がよかったです。ネットで情報収集するだけでなく、こういう形で直接見聞するのも必要だなと思いました。
パンフレットやノベルティをたくさんいただいて帰りました。当初は最後の市川海老蔵さんの話を聞くつもりでしたが、入場待ち等で疲れたため、彼の講演をスキップして途中で帰りました。