MINORITY REPORT

2002年公開のSF映画です。SF関係のコラムを読むとよく引き合いに出される作品で、いつかは見てみたいと思っていました。とはいえ上映時間が2時間半近くかかるため、中々手が出なかったのですが、NETFLIXの公開が先月末だったこともあり、先月ようやく見ました。

一言で言うとなかなか面白かったです。事前知識として、トム・クルーズが主演で、殺人予知システムにより殺害事件がなくなった世界(犯人が事前に逮捕されてしまう)で、トムが殺人犯として予告されて、、というストーリーは知っていました。監督がスピルバーグというのは後で知りました。

世界観が面白く、誰が黒幕かというサンペンス要素も程よく、エンターテインメント要素が抑え目(とはいえカーチェイスシーンはありました)で良かったです。トムが殺害相手とみなされた相手(リオ・クロウ)と対面するシーンもなかなか良かったです。

他に印象に残った役者さんとして、コリン・ファレル演じる司法省調査官が執拗で、鬱陶しいなと思いました。ストーリー的に少し強引だなと感じるところはあったものの、満足度は高かったです。Sceinceというか哲学的に色々考えさせることがあり、最近そういう作品に触れてなかったので、こういう重厚なエンターテイメントに久々に触れたような気がします。