第35回エリザベス女王杯

  • 京都11R 芝2200m G1

イギリスから参戦したスノーフェアリーが4馬身差の圧勝を決めました。エリザベス女王杯に参戦した海外馬の中でも戦績が抜群(今年の英オークス愛オークスの勝ち馬)なのに4番人気だったのは馬券を買った人にはおいしかったですね。
道中はテイエムプリキュアが去年と同等のペースで逃げ、アパパネスノーフェアリーが4、5番手を追走して、2番人気のメイショウベルーガがその直後を追走していました。4コーナーでテイエムプリキュアの手応えがなくなった後、4角で内から差してきたスノーフェアリーの末脚はものすごかったです。ヨーロッパの馬があんなに斬れる脚を使うとは思っていませんでしたから、軽く衝撃を受けました。唯一内から伸びて他馬を置き去りにしました。ヨーロッパの騎手は多少コースが荒れていても最短距離を走らせるのはさすがだと思います。日本人の騎手の方は見習ってほしいです。この馬はジャパンカップにも登録しているので、日本勢にとってはかなりあなどれない相手になると思います。
メイショウベルーガは京都の外回りコースだと強いですね。ただ京都の外回りコースが一番合っているので今回がG1を取る最大のチャンスだったと思います。
アパパネは少し行きたがっていた面はありましたが、前走がピークだったかもしれません。それでも最後リトルアマポーラに競い負けなかったのはさすがです。2000m以下の方が合っていると思います。