第59回 宝塚記念

過去のG1勝ち馬の臨戦過程も微妙で、上位人気馬の信頼度がイマイチでしたが、結果的に7番人気のミッキーロケット、10番人気のワーザー、12番人気のノーブルマーズで決まりました。

この結果だけ見ると微妙で、夏競馬感すらするのですが、直線の1、2着馬の攻防は見応えがありました。
ミッキーロケットは内から抜け出し、4角で捲ってきたサトノダイヤモンドを競り落とし、外から伸びてきたワーザーの追撃をクビ差凌ぎ切りました。最後までしぶとかったです。直線ではテイエムオペラオーが押してくれたようにも感じました。
鞍上の和田騎手は17年ぶりのJRA G1勝ちになりましたが、テイエムオペラオーが引退してからはこれが初めての勝利でした。これまでもなかなかいい騎乗をしていたのですが、最後の一歩が足りない場面が多かったですが、勝てて良かったと思います。テイエムオペラオーも喜んでくれていると思います。

2着のワーザーは香港馬ですが、遠征のハンデを乗り越えて、よく頑張ったと思います。宝塚記念は外国馬の参戦が少ないですが、これを機に増えて欲しいような。古馬中距離層が薄いなとも感じました。