久しぶりの三味線合奏

今日民謡のちょっとしたコンクールがありました。その中の支部推薦の部(要は賞の対象外)で三味線合奏を演奏しました。

そういう場に行くこと自体久しぶりでしたが、例の感染対策でいつもと勝手が違うことがありました。
1つ目は原則マスク着用という点です。三味線や太鼓の伴奏は問題ありませんが、歌い手も禁止されていて、歌いにくそうというか、いつもの調子が出ないように見受けられる方もいて、気の毒でした。数人マスクを外した人もいたようですが、容赦無く減点対象だったそうです。。そのような状態なら、コンクールを中止した方がマシだと思いました。ただし、尺八奏者だけは免除されていました。
2つ目は当日は控え室の音出しが禁止されており(換気のためドアを開放しており、音が外部に漏れてしまうため)、直前の練習ができず、ぶっつけ本番になったことです。
3つ目も控え室の換気に関連することですが、会場の着替えが禁止されたことです。そのため、過半数の方が着物ではなく、日常着で出演していました。いつもと違う雰囲気でしたが、特に違和感はありませんでした。私は三味線のコンクールに何度か行ったことがありますが、そこでも普段着の奏者を見慣れていたせいもあるかもしれませんが。。

そのような状況でしたので、率直に言ってあまりテンションは上がっていませんでした。とはいえ久しぶりに演奏できる機会ということで参加しました。
当日初めて参加するメンバーもいる中でのぶっつけ本番でしたので、ダメもとで演奏しました。走らないように前半はかなり抑えめに演奏しました。そのせいか最終的には落ち着いたテンポで演奏できて、まとまった演奏になったと思います。