人はなぜ物語を求めるのか

文筆家の千野帽子さんによるエッセイです。人はなぜ物語を作ってしまうのか?について、さまざまな出展を引用しながら展開されており、私は興味深く読みました。

「自己」概念は、物語的に構成されている。そう気づいたのは、神経科学者(アントニオ・ダマシオやマイケル・S・ガザニガ)だけではありません。
「自分である」ということ(=アイデンティティ)は、時系列のなかで一貫性を持つものとして構成されているひとつの「仮定」である。この考えかたを、ドイツの哲学者トーマス・メッツィンガーとフランスの哲学者ポール・リクールとかが、それぞれ全く違ったアプローチで指摘しています。リクールはそれをはっきり<物語的アイデンティティ>と呼んでいるのである。

因果関係とは「観察者にとっての」因果関係なのです。(略)
因果関係をどう見つけるか、ということは、文化によって、文脈によって、発話のジャンルによって、異なることがあります。

GARMIN ForeAthlete 230J

長らく使っていたこちらのGPSウォッチですが、GPS信号を捕捉するのに時間が非常にかかるようになり、リストバンドもちぎれてしまいました。
お掃除、ジョギング - masimo's blog


寿命だと思い、GARMIN時計を新しく購入しました。

最初はApple Watchと迷いました。GARMIN心拍計付きのタイプと同等の値段で、他の機能も充実しているため、最初そそられました。しかしながら肝心のGPSをONにしたときの駆動時間が4時間程度と聞き、私のレベルのフルマラソンには耐えられないと判断したため、選択肢から外しました。電池の持続時間が短いと使い勝手が悪すぎますし、旅行時などの荷物が増えるだけなので、難しいです。

そして、GARMINにも様々なタイプがあり、その中でも心拍計有無で迷いました。結果的に値段が1万違うことがネックで、心拍計なしのタイプにしました(普通の市民ランナーには必要性が低いというネットの書き込みもありました)。
購入してから1か月以上経ちましたが、基本的にとても満足しています。良かった点を挙げます。

  • 電池の持ちが大幅に改善(1週間使っていなくても、電池が70%以上残っている)
  • GPSの捕捉時間が短くなった(5分ほどで捕捉できます)
  • 1kmラップ時に振動で教えてくれる(走行中でも気づきやすい)
  • 画面が大きくなったが、重量は同等以下で装着感に問題なし
  • リストバンドが裂けた場合の交換が可能

時計を新調してから、runが楽しくなった気がします。

ロシアW杯組み合わせ抽選会

テレビでのライブ中継を見てしまいました。

A組は異常に軽い感じがしましたが、それ以外はバランスが良い感じがします。

抽選の際、最後韓国と日本が残った時は「なんだよ」と思ってしまいましたが、いずれにしても厳しいと思います。F組の方が絶望的でしたが、H組もポーランド、コロンビア、セネガルと地味に強い国が多いと思います。
日本、韓国に限った話ではありませんが、アジア諸国駒落ち感といいますが、星勘定が立て易い感は残念です。B組(スペイン、ポルトガル、モロッコ、イラン)のイランも絶望的ですしね。

ポーランドがpod Aというのが意外でしたが、最近ランキングが急上昇した感じなのでしょうか。
ポーランド、コロンビアはともにエースストライカーが強力なチーム(レバンドフスキハメス・ロドリゲス)なので、それを止められないと話にならないでしょうね。初戦がコロンビア戦なのがきついですが、それで勝ち点を取れないと決勝トーナメントは無理な気はしてます。

予選に関して言えば、H組以外の方が楽しみなカードが多い気がします。

4連休

金曜日は振替休日だったため、4連休になりました。特に遠出はしていませんが、久しぶりに旧友に会えたりして、リフレッシュできました。

金曜日は高校からの友達に会いました。東京在住メンバーの都合がたまたまあったので、新宿でご飯を食べたり、カラオケしたりしました。このメンバーで集まったのがすごく久々でお互いの近況などについて話したりしました。気兼ねなく話せて、楽しかったです。
これは新宿の洋食屋さんで食べたスパゲティです。懐かし味で、ボリュームたっぷりでした。
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土曜は前職の後輩と会いました。彼は最近前職のメンバーとあったようで、その状況を聞いたり、最近の仕事っぷりについて話したりしました。彼は3週間ほどヨーロッパに出張していて、その際の観光の話など聞かせてもらいました。ただ新しい職場で刺激を受けて頑張っている様子を見ると、自分も頑張ろうと思いました。

日曜日は部屋の掃除に勤しみました。床拭きや台所のコンロや換気扇の拭き掃除をしました。1日もかからずに掃除を終えられて良かったです。

(updated on 2/Dec/2017)

三味線を選ぶ

三味線を新調しようと思っていて、先週のお稽古の時に三味線屋さんに来て頂きました。この三味線屋さんは技術が非常に高く、プロ奏者の愛用者がたくさんいるほどです。

いくつかの三味線を紹介して頂きました。
流石に原木はなくて、棹の状態に加工してもらったもの(2本)、新品(1本)、中古(1本)でした。写真は棹の状態に加工したもので値段は約60万(左)、約120万(右)でした。
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遠くから見ると違いがわかりにくいですが、木目の模様や、木の密度などが違うようです。ただ実際に演奏できないため、三味線屋さんの腕を信じるしかないのですが。

中古品は元々160-180万のレンジのもので、販売価格は約80万でした。元の値段を考えれば、だいぶお買い得だと思いました。今私が使っているお稽古用とは比べ物にならないほど、音の重量感がありました。故障箇所も少なく、なかなか良かったです。

残りの新品は約180万でした。全体的なバランスがよく、重量感も程度にありますが、なりよりも音の響きが段違いに良いです。2、3の糸の触りが響くのは当然として、1の糸の触りが響いていて、最初戸惑うほどでした。

迷いましたが、この時期限定で10%オフセールだったこともあり、奮発して定価180万の三味線を申し込みました。
後日、付属品等を揃え直して、持ってきていただけることになりました。楽しみです。

(updated on 2/Dec/2017)

写経@長谷寺

久方ぶりに鎌倉へ行きました。この日は暖かく、良い日和で良かったです。

長谷寺で写経に初めて挑戦しました。こちらは写経の入り口です。庭は立派に手入れされていました。
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3種類ほど選べるのですが、私は中級の般若心経に挑戦しました。大体270文字ほどで分量がそこそこ多かったのですが、1時間ほどで書き終えました。
眠気があったのですが、集中してなんとか書ききりました。そもそも文字自体書く機会が少ないですし、また慣れない文字ばかりで筆ペンも数年ぶりでしたが、書き終えて良かったです。丁寧に書いたつもりですが、上手には書けなかったと思います。書いたものはお寺にお納めしました。
土曜でしたが、会場はそれほど混雑しておらず、特に待ち時間もなく入場できました。

そのあとは境内を散策しました。
観音堂の十一面観音像はスケールが大きくて、見とれました。
また見晴台からの相模湾の眺めは良かったです。由比ケ浜なんかは懐かしかったです。
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鎌倉は京都と違い、小さくまとまっているので、歩きやすいかもしれません。私は午前から行きましたが、午後の方が人出が多かったです。それから海外からの観光客も多かったです。

(updated on 19/Nov/2017)

村上春樹 雑文集

村上春樹 雑文集 (新潮文庫)

村上春樹 雑文集 (新潮文庫)

村上春樹さんの文庫に収録されていないエッセイやコラムを集めたものです。
音楽ネタから今年ノーベル文学賞を受賞したカズオイシグロ氏のことまで様々な話題について収録されています。
特に印象に残った箇所を引用します。

  • 小説家とは

『小説家とは、多くを観察し、わずかしか判断を下さないことを生業とする人間です』
良き物語を作るために小説家がなすべきことは、ごく簡単に言ってしまえば、結論を用意するのではなく、仮説をただ丹念に積み重ねて行くことだ。(中略)どれくらい有効に正しく仮説を選びとり、どれくらい自然に巧みにそれを積み上げていけるか、それが小説家の力量になる。
(中略)我々小説家がどこまでも虚構にこだわるのは、多くの局面において、恐らくは虚構の中でしか、仮説を有効にコンパクトに積み上げることができないと知っているからだ。

もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます。

私が小説を書く理由は、煎じ詰めればただひとつです。個人の魂の尊厳を浮かび上がらせ、そこに光を当てるためです。我々の魂がシステムに搦め取られ、貶められることのないように、常にそこに光を当て、警鐘を鳴らすそれこそが物語の役目です。

  • 社会に対する見解 ー混沌

正直なところ僕には、社会が劣悪化していると断言することはできない。社会は特に良くもならず、それほど悪くもならず、ただ混乱の様相を日々変化させているだけではないか、というのが僕の基本的な視点だ。乱暴な言い方をすれば、社会というのはもともと劣悪なものだ。でもどれほど劣悪であれ、我々はー少なくとも我々の圧倒的多数はーその中でなんとか生きのびていかなくてはならない。できることなら誠実に、正直に。重要な真実はむしろそこにある。
さらに突っ込んで言えば、そこにある外なる混沌は、他者として、障害として排斥すべきものはないかと、僕は考えている。

新しい音なんてどこにもない。鍵盤を見てみなさい。すべての音はそこに既に並んでいる。でも君がある音にしっかり意味をこめれば、それは違った響き方をする。君がやるべきことは、本当に意味をこめた音を拾い上げることだ

十和田市現代美術館

昨日は文化の日でしたが、少し前に行ってきた十和田現代美術館のことを書こうと思います。ちなみに昨日は休日出勤しており、今週末は普通の土日休みです。

 

この美術館は10年近く前に開館したもので、特に十和田市は現代美術とゆかりがある感じがなかったので、今まで存続してるのが意外な印象を持っていました。

訪問当日は強い雨だったためか、訪問客が多く、驚きました。海外からの観光客もいて驚きました。日本でも知らない人がたくさんいるはずなのに。そのため屋外の作品を近くで見れず、少し残念でした。

収容作品数は少ないですが、1つ1つの作品のサイズは大きく、屋内外に展示されてたり、一部直接触れられるので、難しいことを考えずに楽しめました。

しかも最近写真撮影も許可されるようになったので、親しみやすいのではないかと思います。

 

余談ですが、十和田市には18年ぶりくらいに訪問したのですが、街の景色の記憶がなくて、びっくりしました。碁盤目状に整備されているため、没個性的なのですが、それにしても覚えていないものだなと思いました。

 

第156回 天皇賞・秋

  • 東京11R G1 芝2000m

 

先週の菊花賞に続き、不良馬場で行われたレースでしたが、最後キタサンブラックサトノクラウンとの叩き合いを制して、G1 6勝目を収めました。

 

レースは後で見たのですが、出遅れて後方からのスタートという自分の形でもないのに勝てたのはキタサンブラックの実力だけでなく、武豊騎手の手綱さばきに依る点も大きいと思います。

普通の騎手なら出遅れた時点で焦って先段に取り付けて、無駄に脚を使わせてしまうのですが、腹を括って後方内側を追走したのは、馬の実力を信じてないとできないと思います。普通の馬ならスタートに失敗した時点で最後方になるもんですが、それでも最後方にならない時点でキタサンブラックの出足が安定していいんだなあと感じました。
そして残り1000mあたりから加速を始め、3コーナーの大欅を過ぎたところでは先段に取り付いていて驚きました。馬場特性の優位性はあるにしても、距離ロスを嫌って内から進出した武豊騎手の判断が素晴らしかったですね。
そして直線入口で先頭に立ち、サトノクラウンの追撃を凌ぎ切りました。

この二頭が3着レインボーラインに2馬身半差、4着リアルスティールにさらに5馬身差をつけましたが、馬場特性の得手不得手もあるとはいえ、実力差があるように感じました。


サトノクラウンはそつのないレース運びでした。この馬は1着or掲示板外と不安定さが目立ちましたが、本格化した感じかも。
3着レインボーラインは馬場特性がずばりハマった感じです。
リアルスティールは不良馬場は歓迎とはいえなくても、力のあるところは見せてくれたと思います。
6着のソウルスターリングは3歳牝馬にはタフなコンディションでしたが、父フランケルは重馬場を不得意にしないと思われる点、斤量差を考慮すると古馬の一線級と力勝負で勝つほどの実力はないかなと感じました。内側のグリーンベルトの恩恵など展開利がないとチャンスがないかもしれません。

 

とはいえ、このレースの上位馬は結構ダメージが残ったと思います。ゴール前で若干余力があるようにも見えたキタサンブラックよりも2着以下の馬のダメージが大きく見えます。

二週連続で不良馬場のG1となったわけですが、力勝負の見応えのあるレースでした。日本の馬場は高速すぎて個人的には好みではないのですが。他国と特性がズレまくってて海外で通用しなかったり、故障のリスクが大きいなどの問題があるわけですし。それは置いておいても高速馬場でも極悪不良馬場でも強い競馬ができる馬は相当なポテンシャルを持っていると思います。古い例になりますが、タイキシャトルエルコンドルパサーに通ずるものがあると思います。

 

(updated on 7/Nov/2017

ハロウィン

少し前は声優ラジオで声優さんが仮装してるくらいの印象でしたが、最近は一般人にも浸透してるようで、渋谷とかはもはやカオスですよね。

 

普通のサラリーマン生活してる分には縁がないのですが、今日の昼間、最寄駅の店舗(商店街ほどの規模はありません)で、仮装した子供たちにお菓子配りをしていました。

まず、こんな小さなところでもハロウィンイベントをやっていることに驚きました。そして仮装してる子供たちはかわいかったですね。