嫌われる勇気

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

2年くらい前に売れた本ですが、今更読みました。

結論から言うと、なかなか面白く、勉強になることが多かったです。

読んで感じたのは、対人関係のトラブルに対して必要以上に介入せずに切り捨てる点や、共同体感覚が目に見える範囲だけではなく、直接見えない相手や地球規模で考える点など伝統的な日本人の考え方に相容れない点が多いように感じましたが、自分にはすっと入ってきました。共感できるというか、目指したい生き方を上手く文章に落とし込んでいたように感じまして。

 

以下のような内容が記載されているのですが、それは一年くらい上司から言われていたことでした。

相手からの評価に怯えるのではなく、自分が何がしたいのか、何をすれば所属する共同体に対し貢献できるのかを考えて行動すること。

また年齢が年上でも対等な立場の人間に対して堂々と主張すること。

しかし最初は自分の中で咀嚼できずに、どう振る舞うべきか悩む時期もありました。ただこの本を読んで、上司が伝えたかったことが何となくわかったような気もしました。そういう意味でもいまこの本に出会えたことに感謝します。

とはいえ、例えば上司が敷いてくれたレールに従うのに満足するような人(日本の会社に多いタイプだと思います)や、他人に誉められたい欲が強すぎる人には拒絶反応を示すかもしれません。

 

またこの本のキーポイントは以下の文に集約されていると思います。

自己への執着を他者への関心に切り替え、共同体感覚を持てるようになること。そこで必要になるのが、「自己受容」と「他者信頼」、そして「他者貢献」の3つになります。

余談ですが、この文章を読んだ時に漫画「プラネテス」で主人公が崖から落ちて、ふと共同体感覚に目覚めた時のように、腑に落ちた感覚でした。

原作者の幸村誠さんは15年以上のタイミングでアドラーを知っていたのかなと思った程でした。

new 三味線

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少し前の話になりますが、去年の11月に発注していた三味線を受け取りました。
見た目からして、木目が細かくて、糸巻が象牙のため、立派です。実際に弾いてみると、さわりの響きが段違いです。

弾いてみても、上手く言葉に表現できませんが、一本一本しっかり弾けるような感覚があります。これから引きこんでいきたいです!

大雪@東京

昨日昼間から雪が降り、20cmほど積もりました。こんなに降ったのは4年ぶりらしいです。

昼過ぎからベタ雪が降り、これはヤバイなと思ってましたが、夕方の時点で10cm近く積もり、焦りました。

17時過ぎに電車で帰りましたが、下り方面の電車だと混雑が酷かったらしく、入場規制している駅もありました。私は特にトラブルなく帰宅でき、良かったです。

知り合いでノーマルタイヤの車で運転してた人がいましたが、上り坂でタイヤがから回ったりして、大変だったようです(そもそも車で来るな、という話ですが)。坂道でスタックしている車が多くあったらしいです。

 

この朝はうちの近くは朝から除雪をしている人が多く、帰りも快適に歩くことができました。本当に感謝です。これから数日最低気温が0度を下回るらしく、除雪をしていないところはアイスバーンになりそうで警戒が必要かなと思ってます。

牙を研げ

元々は佐藤優さんの講演の書き起こしのようです。最初に本題とは関係のない感想を書きます。
そもそも話し言葉のため、内容が平易ですが、それに加え論理的に話が組み立てられているので、内容がスッーと入っていきました。講演で話を組み立てて話すためには、話す内容に関して反芻して理解していることだけでなく、訓練が必要だなと思いました。

本書で述べられた中でなるほどと思った点をいくつか挙げます。

  • 『作戦要務令』*1と日本組織に根ずく独断専行

要するに日本の『作戦要務令』の特徴は、「うまくやれ」ということにあります。

外国(欧米、ロシア、イスラエル)では、独断専行ではなくて、明確な枠のマンデートを与えて、その中で行動させる。だから「うまくやれ」というのはあまりない。権限が非常にはっきりしていて、その中での裁量が与えられているというのが多いのです。

外務省でも独断専行で何かをやる人間というのは、社交的で、自分が所属する部局の外にも味方をもっている。人たらしだし、根回しが上手です。独断専行というのは結局のところ、何かをバイパスするということです。(略)
独断専行できる人間というのは、中堅だけれども、実は幹部クラスの見識があるといえます。独断専行が問題になるのは、権限と能力に乖離がある場合です。

日本と海外の組織の権限の違い、背景についてしっくりきました。
日本企業の場合、権限が明文化されてない割りに、裁量を求められていて、その中でうまく立ち回っている(上司に気に入られる)人が出世する理由がしっくりきました。

以下のようなポイントは日本人にはない考え方だなと感じました。

  1. 人生の様々な困難に遭遇しても、自分が死後選ばれる人間という確信があるから、乗り越えられる
  2. 穢れは取り除くことができないもの、例えば新年になった時に(いわば過去をリセットして)新しくなったという感覚はない

欧米では新年のお祝いはしないと聞きますが、その背景に後者に示すような宗教に基づく深層心理があるんでしょうね。

戦後の日本経済は自由主義ではなく、社会主義と言われます(私はその意見に同意です)が、以下がその説明としてシックリきました。

一生懸命働けば、それなりに見返りがある。国家もそんな極端な蓄積はしないし、企業の内部留保もさせない。利益を蓄積させず、銀行から借りさせるようにする。そうやって右肩上がり経済をつくっていた。社会主義革命を阻止するために、極端な貧困が起きないように、このような方法が取られたのです。

*1:いわば旧日本陸軍の中堅将校向けのマニュアル

運転免許記載事項変更

先週、再び諸々の都合で引越しをしました。

この3年で3回も引越しをしているため、段取りはなれていますが、やはり大変です。

引越業者のお兄さんに荷造が上手だと褒められてしまいました。過去に引越のアルバイトをやっていたのかと思われたようですが、実際はそうではなく何回も業者さんの段取りを見て要領を得たのだと思います。

今回業者から頂いた段ボールで梱包した荷物の整理は2日程度で終わりました。いつもよりも早く片付けができ、よかったです。

 

住所変更の手続きで一番印象に残ったのが運転免許の記載事項変更です。

先週の水曜の朝に近くの警察署に行ったのですが、5分程度で済むはずの処理が15分くらい要し、少し焦りました。

そもそも前回交付されてから3回目の引越しのため、裏の枠が足らず、シールで張り付けるのですが、そのプリンタ出力に戸惑われてました。

受付には年配の方しかおらず、彼らがトラブル対応で焦っている様を見て、最悪当日中に発行してもらえないかもと少し諦めていました。実際はプリンタの電源が入っていないだけの問題で、無事に発行してもらいました。先々週末に電源コードを抜いたことを忘れてしまっていただけのようでした。

 

ひとまず大体の手続きが完了しましたので、新生活が始められそうです。

プラネタリウム@かわさき宙と緑の科学館

川崎の生田緑地にあるプラネタリウムに行ってきました。

大平さんが作ったMEGASTAR-3が世界で唯一ある場所なのですが、近くに住んでいるうちに行っておきました。

午前中に入場券が完売するという口コミがありましたので、開館直後に10:30の券をゲットしました。実際は満員ということはなく、25%程度の客入りに見えました。団体客がいなければ、それなりに余裕があるように感じました。

開演までの間は、生田緑地の敷地内をぶらぶらしたり、科学館の展示を見たりして過ごしました。

 

プログラムは50分程度でした。説明は録画済みのナレーションではなく、学芸員さんだったので、手作り感がありました。

前半で主要な星座の説明で、後半が月食の説明でした。月食の仕組みをきちんと知ることができ、良かったと思います。何と言っても圧巻だったのが、MEGASTAR-3に投影された星空です。小さな星まで再現されていて感動しました。

最後にMEGASTAR-3本体の写真です。

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秒速5センチメートル

 

秒速5センチメートル [Blu-ray]

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もう10年以上の前に作品になるんですね。TV放映されていたので、映画館で見て以降、久々にみました。最終のラストの印象もあいまって、冬の寒い時期に見た記憶があります。
新海節が全開で、第1章の「桜花抄」と第2章の「コスモナウト」は片思いしている側のモノローグが全開でした。だからせりふ回しがまったくない「秒速5センチメートル」のインパクトが強かったようにも感じました(まあ山崎まさよしさんのMVという説もありますが)。桜の散る描写と相まって、儚さを感じました。


言うまでもないですが、新海作品の真骨頂である鉄道や星空など背景描写はきれいでした。
とはいえ、話をところどころ忘れていて、転校した後から話がはじっていたことや、ロケットの打ち上げシーンなどは忘れていました。今思えば、ロケットは後の「君の名は」につながる要素だと思ったり。

 

問題の最後のシーンですが、初見の際は彼女と再開できると思わせといて、電車が通り過ぎた後人影がない様は残酷に感じました。しかし主人公が笑顔だったので、それほど暗い気持ちにはなりませんでした。初恋に対してようやく吹っ切れたように見えたからです。自分の心境の変化があって、感じ方が変わったのかもしれません。
主人公の遠野くんに対してはいろいろ思うことはありますが、詳しいことは書かないでおきます。

作品単体の鑑賞後の煮え切らなさMAXな作品ですが、だからこそ後の「君の名は」のクライマックスでグッときたんだと思います。

メガソーラー

今日から実家に向かいました。

今年は寒さが厳しいためか、この時期にしては雪が結構積もってました。幸い日中は晴れていたため、移動の支障がなく助かりました。

ニュースで実家の近くにソーラーパネル群が設置されたと聞いていましたが、実際に見るとスケールが大きくて、びっくりしました。あたり一帯がソーラーパネルで川と勘違いするほどでした。

パネルには雪が積もっておらず、機能しているようです。

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近くには風力発電の風車が50機ほどあるようで、有効に土地が使われていて、いいことだと思いました。

第63回 東京大賞典

  • 大井10R D2000m G1

ダートの暮れの一戦は、これで引退となるコパノリッキーが鮮やかな逃げ切り勝ちで有終の美を飾りました。
スタートから先手を主張し、前傾ラップで逃げました。ペースは速いものの、道中は他馬に突かれることなく、気持ちよく逃げられたのが大きかったです。4コーナーでは他の騎手が必死に追う中、抜群の手応えで直線は突き放す一方でした。自分の形で競馬した時は本当に手が付けられないですね。
ちょうど1年前はどん底で能力の衰えを感じましたが、最近はスプリントで追い込んで2着したり、苦手のチャンピオンズカップで3着に入るなど、見事に立て直しに成功した感じです。また鞍上が手の内をしる田辺騎手に戻ったことも大きいですね。今日の圧勝劇も田辺騎手の手腕によるところが大きいと思います。
これでG1格を11勝したわけですが、繰り返しになりますが、6歳時に3勝積み重ねたことが大きいと思います。お疲れ様でした。個人的には芝のキタサンブラックもそうですが、逃げ先行でレースを支配できる馬が好きなので、引退は残念です(この馬の場合は、気分の問題があるため脆さも同居していますが)。

2着にはサウンドトゥルーが追い込んで入着しましたが、この馬の実力は出せたと思います。来年は手薄になりますので、衰えがなければ一線級で活躍できると思います。
3着以下は情けなかったです。来年のダート路線は1戦ごとに勝ち馬がコロコロ変わる気がします。フェブラリーSチャンピオンズカップを勝ったゴールドドリームも左回り専用機で、デムーロ騎手の手腕によるところが大きいので、王者という感じもしませんし。。

前日にJRAホープフルSが開催され、売り上げの心配もあったようですが、結果的には1戦あたりの売り上げのレコードを更新したようです。ipatの普及で地方の売り上げがすごいことになっているようです。

(updated on 30/Dec/2017)

Afternoon tea

人生で初めて高級ホテルのアフタヌーンティーに行ってきました。予約のタイミングは直前でしたが、たまたま空きがあったため、滑り込みで予約できました。

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場所はシャングリ・ラ ホテルの28Fでした。シャングリ・ラ ホテルに行くこと自体初めてでしたが、本当にラグジュアリーな感じでした。窓際の席でしたが、近くに高層ビルがあり、あまり景色を満喫できず。。とはいえ開放感はありました。

紅茶は飲み放題で、4種類ほど堪能しました。ポット一杯で1.5杯程度の分量でしたので、たくさんの種類を味わうことができました。

お菓子は最初このタワー分だけでしたが、後からパウンドケーキやスコーンなどが追加され、満腹になりました。朝ごはんを抜いていたのですが、全部食べ切れないとは思いませんでした。食事も紅茶も十分においしかったです。

当日は非常に混雑していましたが、店員さんも丁寧に対応してもらったと感じています。結構なお値段でしたが、いい思い出になりました。

(updated on 26/Dec/2017)