インド

タイトルの通り、インドの社会、政治、経済などについてまとめられており、インドの現状を把握するには有益な本だと感じました。
そもそも一番最初に就職した会社で(今から20年近く前の話ですが)インド支店を立ち上げて、そのコミュニケーションに苦心していたのを見ていた経験があり、気にはなっていた国でした。結局、そのインド支店をうまくコントロールできず、最終的には解散、という残念な結果になり、それ以来インド人とのコミュニケーションは難しいなと構えていました。またここ5年ほどインド人と仕事で関わる機会がなかったこともあり、最近の変化やトレンドを把握したく、購入したのですが、そういう人には良書ではないかと思います。

インドの政権の変遷や大財閥が経済を牽引していることなどは初めて知ることで勉強になりました。例えば、現政権のモディ政権の主な実績として『インフラ整備、投資環境の改善、汚職撲滅』を挙げています。確かにインドは技術力が高いとはいえ、汚職が蔓延っていてそれゆえ外資企業の進出が進まなかったように感じていたので、その認識は改めた方が良いなと感じたものです。


国際政治では、冷戦期に旧ユーゴのチトーと非同盟主義を掲げていたことは知っていたものの、ソ連のアフガン侵攻以降はソ連と距離が近くなったり、習近平とは距離をとっていたり、など今後国際社会の中でのプレゼンスが向上するなと感じまいした。直近の経済トピックで言えば、スマートフォンのシェアにおいて、サムスンがトップで一方でコストパフォーマンスが高いはずの中国勢が伸び悩んでいますが、こういう背景が大きく関係しているなと実感しました。
最近では南半球に多いいわゆる発展途上国の国々は「グローバルサウス」と呼ばれており、著者はインドをその「グローバルサウス」の大国と捉えています。それを旗印に積極外交を展開する理由に関する引用を紹介して閉じたいと思います。

第一に、インドが経済大国の道を歩み始め、IMFのゲオルギエバ専務理事も言うように世界経済の牽引車となっていくとともに、経済大国としてのその自が、インド外交をより国際社会に向けて積極的な発言をしていく方向へ導いたに違いない。
第二に、ロシアのウクライナ侵攻以来、西側の先進国からロシアを批判せず、原油を購入し続けていることを責められてきたことに対して、インドは「グローバル・サウス」の国々のためという大義名分を使って反論しようとしたと思われる。
第三に、インドはその「非同盟外交」の再構築を「グローバル・サウス」という言葉を用いて試みたに違いない。
第四に、カシミール問題等で米国や欧州諸国から人権問題にいろいろな形でロ出て、モディ首相やジャイシャンカル外相が西側諸国に対する失望感を強めていった由の一つにあるかもしれない。
最後に、2024年の春に総選挙を控え、モディ首相がグローバル・サウスの代表として、外交の舞台で指導力を発揮したことを国民に印象づける目的もあったと考えられる。

Singapore 2024 旅行記 Day4

Bacha coffee@ION orchard

モーニングはBachaコーヒーで頂きました。日本未上陸のブランド(モロッコ発祥らしいです)で、個人的に行ってみたかったお店で、妻も興味を持ってくれたようで、朝オーチャードのIONに行きました。10時前に到着しましたが、すでに行列ができていました。我々は10分程度の待ちだったと思いますが、10時過ぎだともっと待つことになったと思います。

コーヒーメニューが分厚くて、100以上あったと思います。妻と二人で1つのポットをシェアする都合上、「ドルチェデカフェコーヒー」というカフェインレスコーヒを注文しました。この他クロワッサンとレモンケーキを注文しました。

コーヒーは初めて飲む味でした。今まで味わったことのない甘い香りで、えぐみが無く、飲みやすかったです。妻はコーヒーっぽく味と表現していました。1杯目はブラックで飲みましたが、2杯目は生クリームを入れて飲みました。これまた濃厚なんですが、コーヒーと相性が非常によく、とても美味しかったです。
パンもとても美味しかったです。特にクロワッサンが絶品でした。日本未出店なので、シンガポールのように出店していたら、また行ってみたいなと思いました。

食事の後で自分用のお土産コーヒーを購入しました。コーヒー売り場もこのようにゴージャスでした。箱の色がオレンジ、金ベースだからだと思います。

様々な種類のコーヒーが販売されていましたが、自分用に"Singapore morning"を購入しました。これはデカフェではないものの、香りが甘く、程よくスパイシーで独特の風味でした。好き嫌いが分かれると思いますが、慣れると美味しく感じます。

Shangri-la check-out

追加料金がかからないギリギリの正午ごろチェックアウトしました。
最後にホテルの感想を簡単に。施設、サービスは本当に素晴らしかったです。施設は広くて行っていない場所もあったといろいろありました。例えば、こんな立派なプールがありますが、子供にはまだ早いこともあり行きませんでした。

ベースの料金は高いもののホテル滞在時間が長いほど、満足度も高いと思います。日本語を話すスタッフはおりませんが、英語のコミュニケーションで不自由はしませんでした。日本人客も見かけませんでした。

Jewel Changi airport

お昼過ぎに到着しました。フライトが夜10時過ぎのため、空港でまったり過ごしました。
長時間過ごすためまずBagage Storegeにて手荷物を預けました。二人分でSG$32かかりましたが、海外赤ちゃん連れで大きな荷物を持ちながら歩く方が危険&疲労大のため、出費を惜しみませんでした。

その後昼食を取りました。妻が香港の飲茶の有名店"Tim Ho Wan"を見つけてくれたので、そこでランチを取りました。日本だと日比谷にありますが、そこだとかなり行列しないと入店できませんが、こちらではすぐに入店できました。
麺類と青菜とエビの蒸し餃子を頂きました。いずれも美味しかったです。麺は香港風のものですが、炒麺もスープ麺もどちらも美味しかったです。餃子は炒め物を包んだ感じで、とても美味しかったです。今まで食べたことがない食感でした。

続いてショッピングしたり、お茶休憩をしたりして過ごしました。屋内に滝(HSBC RAIN VORTEX)があり、なかなか壮観でした。こちらはちょうどターミナル間を繋ぐ電車が通過する瞬間を撮影したものです。

Canopy park

チェックインの前に、最上階にあるCanopy parkで1時間弱過ごしました。前日にKlookにてチケットを購入しました。一人当たり650円ほどでした。追加料金を支払えば滑り台や各種フィールドアスレチックも楽しめますが、子供がまだ幼く、大人もそういうアクティビティに興味がないため、最低料金で楽しめる施設でまったりと楽しみました。快適な環境で、室内にも関わらず綺麗に草木がメンテナスされていることを考えると、妥当な料金設定に思えました。

ミストが噴き出るゾーンがあり、そこで遊ぶ子供が多かったです。子供連れには非常におすすめです。

Marhaba Lounge

チェックインを済ませた後、免税店で買い物をしました。品揃え的にはオーチャードのギフトショップやスーパーの方がマシでした。ただし、Bacha coffeeで1万未満の買い物をするなら、免税店の方が最初から割引が入ってる分お得だと思います。免税店ゾーンはキラキラしており、赤ちゃんのテンションが高かったです。
その後、1時間ほどJALと連携しているMarhaba Loungeで軽く食事を取りました。正直ご飯はそれほど美味しくありませんが、無料な点と赤ちゃんに安心してご飯を与えられたのでよかったです。

帰国便

チャンギの出国システムは独特で、搭乗ゲートでセキュリティチェックが行われます。そのため搭乗ゲートには余裕を持って到着しました。手続き自体はスムーズに特にトラブルなく通過しました。こちらが実際に帰国時に登場した機体です。

帰国便では赤ちゃんの食事はキャンセルしましたが、よかったです。出発前に撃沈し、よく眠ってくれました。
大人も出発早々に出た機内食を食べた後、3時間は眠れました。帰国便は季節風の影響が5-6時間の搭乗時間でした。赤ちゃんがおとなしかったこともあり、非常に時間が短く感じました。到着後のロストラゲージ等のトラブルがなく、無事に帰国でき、本当によかったです。

シンガポールは本当に清潔で子連れでも安心して過ごせます。観光地の治安も非常に良く、子連れでもそれほど警戒せずに過ごせ、本当に気が楽でした。我々は綺麗めの施設ばかり行きましたが、大抵の施設に授乳室やおむつ換え台があり、赤ちゃん連れでも不安なく過ごせました。フードコート、レストランはベビーチェアを置いている店ばかりでしたし、赤ちゃんに優しかったですし、とても素晴らしいところでした。本当に楽しい4日間でした。

Singapore 2024 旅行記 Day3

Breakfast in the Wild

この日の午前中は動物園に行きました。公共交通機関だとアクセスが大変そうですが、我々は赤ちゃん連れということもありタクシーで向かいました。30分も掛からなかったと思います。
朝食は動物園のレストランのブッフェでいただきました。こちらはオランウータンなどを間近で見ることができ、かつ一緒に記念撮影ができるというもので、妻が非常に楽しみにしていました。日本でなかなか経験できないことですし、いい思い出になるだろうと思い、少々お値段は張りますが、私も同意しました。

レストランは9時オープンでした。少し早めに到着していたため少しだけ待ちました。ご飯は十分に美味しかったです。前日のシャングリ・ラ・ホテルのブッフェより見劣りするものの、期待以上の内容でした。

撮影タイムではオランウータンの他に、イグアナや鳥と一緒に撮影してもらいました。

Singapore Zoo

モーニングの後は、アシカショーを見に行きました。こちらはもっと盛況でした。

アシカが愛らしかったです。しかし、ショー会場が蒸し風呂のように暑く、子供が暑さに耐えられずギブアップしてしまいました。かわいそうなことをしてしまいました。

その後はバスに乗って、園内をぐるっと一周しました。キリンやチーターなど様々な動物をみました。子供のプレイゾーンもあり、水遊び場はとても充実していました。
最後にホワイトタイガーを見ることができました。ただ暑さで疲れているようでした。

最後にお土産コーナーで買い物をしました。自分用のお土産では、ここが一番お金を使いました。こちらが戦利品です。

ミッフィーちゃんのキーホルダーと、オランウータンのハンドメイドの陶器です。前者ですが、シンガポール動物園はミッフィーちゃんとコラボしているような幾つか商品展開されていました。後者は可愛らしいのはもちろん、微妙に目玉が見えたり、爪のところが金メッキだったり、手が混んでいました。非常に満足度が高い買い物でした。100SG$を超えたため、免税手続きも行いました。

Buds by Shangri-la Singapore

朝食をガッツリ食べ、夕食も早めに取る予定だったため大人は昼食は取らずに一旦ホテルに戻りました。赤ちゃんは汗だくだったためシャワーを浴びさせました。赤ちゃんに離乳食を与えて、ホテル内の幼児用のプレイグランドに行ってみました。
ファミリーデラックスルーム宿泊者は無料で楽しめる特典が付いていたようで、この部屋に泊まってよかったと思いました。普通の宿泊者でも36SG$と結構な料金がかかりますから。ちなみに大人、子供を問わず入場に際し、靴下着用は必須な点、お気をつけください。

赤ちゃんはまだ歩けず、人見知りなため、結構緊張していました。ボールプールでも隅っこでボールをいじっている時間が多いほどでした。
とはいえ、海外でもそれほど心配することなく、家族みんなでゆったり過ごすことができ、本当に良かったと思います。

Soup restaurant@Paragon

その後オーチャードロードへ向かい早めに夕食を頂きました。妻が楽しみにしていたParagonのSoup restaurantへ行きました。17時頃に伺いましたが、予約していませんでしたが、待つことなく入店できました。
ジンジャーチキンが有名(旅行ガイドに必ず掲載されています)ですが、妻がチャーハンと酢豚が希望されていて、たまたま「チャーハン+酢豚+青菜炒め+本日のスープ」というバリューセットがあり、それを注文しました。
注文の際、ホールスタッフに「ジンジャーチキンを食べなくて大丈夫ですか?」と聞かれるほど、ジンジャーチキンを注文する日本人が多いみたいです。軽く失敗したのは「ピーナッツを食べるか?」と聞かれて安直に"Yes"と答えたことです。それは日本の居酒屋のお通しに相当するもので、セット料理で十分なボリュームがあったので、余計な出費でした。ただ煮豆に近い味わいで、一回食べてみて良い思い出になったと思うことにしました。しかもお手拭きが派手な包装になっていますが、それも有料でした。


こちらが頂いた品々です。とても美味しかったです。チャーハンはさっぱり目の味付けでしたが、パサパサでご飯が進みました。自宅で再現できないレベルでした。青菜はそれほど油っこくなくて、ニンニクが効いていて美味しかったです。酢豚も丁寧な味付けで、これまた自宅で再現できないレベルでした。
スープは薬膳、鶏ガラベースですが、出汁がよく出ていて、体に優しい感じの味付けでした。日本でなかなか味わない感じで、このレストランで食事できてよかったです。妻にも満足してもらえて、よかったです。
赤ちゃんが少々愚図る場面があったもののスタッフの皆さんが温かく見守ってくれたり、気にかけて下さり、それほど窮屈な思いをせずに過ごせました。

その後はParagonにあるMarks&Spencer(妻お気に入りのイギリスの小売店)に行きました。特にお菓子がお気に入りで、いくらか買い物できたようでよかったです。
その後、近くにあるTangsのギフトショップでお土産を購入して、ホテルに戻りました。

Singapore 2024 旅行記 Day2

Morning Buffet@Shangri-la Singapore

最初の朝食ですが、現地の勝手がわからないこともあり、ホテルのブッフェでとりました。シャングリ・ラ・ホテルのブッフェは宿泊者なら予約なしでいただけました。混雑すると嫌だと思い、8時前に行きました。この時間だと全く混んでおらず、並ばずに入店できました。8:30〜9:00頃が一番待ち時間が長かったように見えました。座席はこんな感じです。当然綺麗でした。

料理は洋食、中華、インドだけでなく、和食までバリエーションに富んでいました。赤ちゃんには、海苔巻き、バナナ、パンを揚げました。

最近ブッフェで食べすぎて後悔していることが多いので量は控えめにしました。ただヌードルバーは気になってしまい、ラクサもいただきました。

結果的に、ここでラクサを食べてよかったです。この後フードコートに何度か行ったものの麺料理を食べる機会がなかったからです。ラクサですが、ココナッツミルクベースでマイルドながらも多少辛さが効いていて美味しかったです。麺は米粉でさっぱりしていました。
ホテルのモバイル会員のバウチャーを使えたため、大人一人40SG$を切る値段で楽しめました。少々お値段は張りますが、確実に美味しいご飯が楽しめますし、ゴージャスな気分になれますし、1日くらいはアリだと思います。

マーライオン公園

この日の午前中に、シンガポールのシンボルであるマーライオンを見に行きました。10時半頃到着したのですが、かなり暑かったです。30度くらいだったと思いますが、ひなたはかなり暑かったです。赤ちゃんも久しぶりの暑さにまいっていました。

巷では「マーライオン」はがっかりスポットと言われることが多いですが、実際に見るとまあまあ立派なモニュメントですし、実際に見るとテンションが上がりました。ちなみにすぐそばにミニサイズのマーライオンもいましたよ。

Gardens by the Bay (Flower Dome)

その後はこの日のメインイベントであるGardens by the Bayへ向かいました。赤ちゃんと一緒に30度を超える中、20分以上も歩くのは現実的ではなかったため、タクシーで移動しました。
チケットは事前に購入していたため、直接エントランスに向かいました。フラワードームの中に入った時、冷房が効いていて涼しかったです。この涼しさに助けられました。
ドームの中には世界中の様々な植物が生育していました。植物自体も綺麗ですし、お客さんが飽きない様な配慮からか不思議なオブジェもいろいろ展示されていました。最後の魚のオブジェなんかは中華的ですよね。


Gardens by the Bay (Jurassic nest food hall)

フラワードームを出る頃、ちょうどお昼時でしたのでランチを取りました。Gardens by the Bayの中に、映画のJurassic Parkにインスパイアされたフードコートがある、という情報をgetしており、そこへ行ってみました。地球の歩き方を始め、ガイド本には取り上げられていないため、日本人観光客はいませんでした。
実際にこんな感じで恐竜のオブジェがあり、定期的に動いて、なかなか面白かったです。

料理の方は妻が中華でローストポークライスを、私はインディアンでビリヤニを注文しました。

後者は美味しくなかったです。。前者はとても美味しかったです。皮はカリッとしていて、肉は柔らかく、甘辛タレと合っていて、美味しかったです。
ちなみにフードコートのそばに、シンボルのSuper Treeがありました。上に登ることもできますが、赤ちゃん同伴だったこともあり、skipしました。

Gardens by the Bay (Cloud Forest)

そして室内に巨大な滝があるCloud Forestに行きました。滝がなかなかのスケールでした。涼しくはあるものの、どちらかといえば湿っているなという印象でした。

こちらも色々な植物が生えていました。むしろ様々な木や植物を室内の施設に運ぶ、という発想が中華的だなと妻と話しました。上に登った時、Marina Bay Sandsがよく見えました。

Gardens by the Bayのいくつかの施設に行きましたが、予想以上に楽しかったです。シンガポールの財力に圧倒されました。また旧正月が近かったため、龍など中華的なオブジェがちらほらありました。また園内の音楽もどことなく大陸風で華僑の影響力の高さを感じました。

高島屋

その後はオーチャードロードにある高島屋に寄って休憩がてら、夕食を買いました。こちらは食品売り場ですが、かなり盛況でした。

夕食は高島屋に出店しているパン屋で購入し、部屋で頂きました。普通に美味しかったです。

Singapore 2024 旅行記 Day1

シンガポール旅行から帰ってきて1ヶ月以上経過してしまいました。。今日から少しずつアップしていきます。

出国審査まで

羽田空港までの移動はこちらにお願いしました。
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今回は高級ミニバンのアルファードで乗り心地は文句なしでした。ドライバーの方は中国の方で素気ない感じでしたが、コミュニケーションには難はなく、コストを考えると大満足でした。

空港到着後は、JAL ABCカウンターでレンタルベビーカーを受け取り、搭乗手続きを行いました。プレミアムエコノミーということで、エコノミーよりワンランク上の空いているレーンを案内してもらいました。ただ私たちの前で手続きしている人が非常に時間がかかっていること、および赤ちゃん連れということか、さらにランクが上のビジネスクラスのカウンターで手続きしてもらいました。非常に迅速に対応していただき、とても気持ちよかったです。
その後手荷物検査となるわけですが、そこでも赤ちゃん連れということで優先カウンターを案内していただき、非常にスムーズに手荷物検査も終わりました。さすがに出国審査は自動化といかず、対人カウンターでしたが、それでも家を出発してから、出国審査が終わるまで1時間で終わり、驚きました。赤ちゃん(厳密には1歳児ですが)の偉大さを感じました。

サクララウンジ

その後授乳を済ませ、サクララウンジでゆっくり過ごすことにしました。今回は免税店での買い物はスキップしました。ちなみにプレミアムエコノミーチケットでは、無料でサクララウンジを使うことできるようで、人生で初めてサクララウンジに行きました。長らくJAL会員でしたが、初めて行くことができ、嬉しかったです。
スタッフの方が赤ちゃんのことを確認すると、子連れでも過ごしやすい座席を案内していただき、またベビーチェアも用意してくださりました。飛行機も間近で見えますし、子供も気持ちよく過ごせたと思います。

大人の一番の楽しみは食事でした。特にビーフカレーは一度は食べてみたくて、その念願が叶いました。

ビーフは肉肉しくて胃、カレーも濃厚で本当に美味しかったです。朝ごはんを抜いたとはいえ、お昼も近かったので抑えめにしました。サラダもとても美味しかったです。

国際線搭乗

そして搭乗時間になり、搭乗口へ向かいました。赤ちゃん連れは一番乗りで搭乗できたのですが、我々は少し出遅れたため、一番乗りとはいきませんでした。それでも赤ちゃんがいるということで、優先的に案内していただきました。
座席では私が赤ちゃんを抱っこしました。当時はまだ歩き始めておらず、かつプレミアムエコノミー席はスペースが十分にあったため、赤ちゃんが寝ている間はそれほどストレスなく過ごせました。離陸直前〜機内食提供の間(1時間ほどでしょうか)は眠ってくれていました。
その後はずっと覚醒状態で、如何に気分を害さないようにするか苦心しました。幸いそれほどぐずらずに済み、助かりました。通路を挟んだ隣の座席も赤ちゃん連れの一家でした。ただし、そちらは欧米系の方で我々より搭乗慣れしている感じで、もっとおとなしく過ごしていて、本当に偉いなーと思いました。

ちなみに機内食は安心安定の味でした。赤ちゃんの食事もオーダーしていました。こんな感じです。

中期程度の離乳食で2歳近い子供だと物足りないかもしれません。うちの子は元々ベビーフードが好きではないため、半分も食べなかったと思います。

チャンギ到着

それから7時間半後、ようやくシンガポール チャンギ空港に到着しました。映画を見ず、かつ読書もほとんどできなかったため結構辛かったですが、無事に到着できて何よりです。
入国審査、手荷物受け取りもトラブルなく終えました。

まずは事前に購入していたバウチャーを使ってSIMカードの引き取りを行いました。ただ全部の窓口で対応しておらず、限られたカウンターだけで、そこは少し計算外でしたが、SIMカードの受取と交換を無事に終えました。
SIMカードを交換して一番驚いたのはカメラのシャッター音が消えたことです。今までカメラのシャッター音の有無は本体の購入国に律速すると思っていましたが、そうではなくSIMカード起因っぽいです。

そして空港に隣接するショッピングモール(Jewel)の地下のフードコートでチキンライスをテイクアウトしました。
その後、Jewelのタクシー乗り場で捕まえたタクシーでホテルに向かいました。このタクシーが大外れでした。英語が全く通じず、かつ明らかに迂回しまくりでぼったくりで最悪でした(相場の倍近い金額でした)。結局4日間のタクシーでぼったくりは、それっきりでした(不幸中の幸い)。今回の旅行の数少ないガッカリポイントでした。

Shangri-la Singapore到着

長旅とぼったくりタクシーでみんな疲労困憊でしたが、フロントでチェックインを行いました。5-10分ほど時間がかかりましたが、特に問題はなく、無事に手続きを終えました。今回はファミリーデラックスということで子供用のプレゼントを色々いただきました。
ホテルの部屋は十分に広く、ベビーベッドやベビーチェア、果ては子供のくつろぎスペースもあり、かなり快適でした。ホテルの部屋で過ごす時間が長いと思い、この部屋にしたのですが、とてもよかったです。

この日は赤ちゃんはとても疲れており、授乳後はすぐに熟睡しました。大人はフードコートで購入したチキンライスをいただきました。

私は写真のロースト、妻はスチームだったのですが、妻のスチームの方が鳥が柔らかく、ジューシーでとても美味しかったです。日本で食べるものよりも美味しくてびっくりしました。

ウニの濃厚クリームパスタ

今週末は体調がまだ回復していないこともあり、近場で過ごしました。夕食は久しぶりにガッツリ手料理を振る舞いました。簡単なものは多少作っていたものの、夕食全部準備したのは久しぶりで嬉しかったです。調理に集中している間は、育児から解放されることもあり、楽しかったです。

献立は表題のウニの濃厚クリームパスタ、サラダ、長芋スープ(こちらは写真を撮っていません)でした。

ウニですが、以前私の両親から送っていただき、冷凍保存していたものでした。牛乳瓶という大容量で、大量に使いました。二人で瓶の半分以上使いました。レシピはこちらを参考にしました。
玉ねぎはなく、生クリームもなく、牛乳で代用しました。ウニが多かったためか案外濃厚でできになったと思います。ウニはレシピ(一人あたり50g)よりも若干少なめですが、それでもかなりウニが多く感じました。

サラダはレタスに、サーモンの刺身をカットしたものとレンジで温めたアスパラガスを添えて作りました。
なかなか贅沢な気分になれた週末の晩餐でした。妻にも満足してもらえたので、良かったと思います。

桃の節句 '24

今日は桃の節句(雛祭り)ということで、今年もお雛様と飾り雛をリビングに出しました。
そしてお昼にちらし寿司をいただきました。大人は出来合いのものですが、子供の分には妻と私で手毬ずしを作りました。私は錦糸卵を作りました。こちらが完成品です。

なかなか上手にできたと思うのですが、赤ちゃんのお気に召さなかったようであんまり食べてくれませんでした。。ちなみに左側にあるのは、先日妻が買ってきたくれた和菓子です。色鮮やかで、華やかな雰囲気にさせてくれます。

そして久しぶりにセレモニードレスを出して着させました。小さくなっているのかなと思っていたのですが、案外まだ余裕があり、まだまだ着られそうな雰囲気でした。写真は掲載できず、すみません。1年前と比べると本当に大きくなったと感じましたし、ドレスを着て歩く姿を見て、嬉しくなりました。
子供は生まれてから幸いほとんど病気を患っていません。来月から保育園が始まったり、大きく環境が変わりますが、この1年も健康に過ごしてほしいなと切に願っています。

コロナ・インフル同時検査キット

数日前から悪寒に襲われて、しかも微妙に背筋の筋肉痛を感じていました。熱はずっーと平熱で、それ以外の風邪の諸症状もさほど顕在化していなかったため、ここ2日ほどカロナール+葛根湯で凌いでいました。
妻から病院で診てもらうように何度か言われたため、渋々今日の業務を早めに切り上げて、夜間営業している病院で診てもらいました。今は試用期間で3ヶ月は病欠含めた有給が3日しか与えられていないため、有給を取らずに、近場で夜間診察をしている病院を探しました。

発熱はしていないものの一応風邪の症状に該当すると思われたため事前に電話で確認してから伺いました。他に患者さんは全くいなかったものの、看護婦さんは完全防御スタイルで検査に当たってくれました。家族や会社の同僚への感染を心配して、検査を受けることにしました。なんとなく風邪だと思っていたので、数種類の薬を処方されて終わりだと思っていたのですが、検査を受けるのが病院へ行った狙いでした。

今は新型コロナとインフルエンザ(A・B兼用)を同時に検査できるキットがあり、それで検査してもらいました。20分くらい待ったものの、最初の5分ほどで大勢がわかるようで、感染はしていないだろうとの当たりはついていました。結果的に、その通りで、新型コロナとインフルエンザではないことがわかりました。先生は筋肉痛でもインフルエンザの可能性があると考えて、検査を打診されたようですが、もしも陽性だったとしても平熱の患者にはタミフルなどを処方せず、普通の風邪の対応と変わらないと仰っていました。今後は熱がない時は、検査を受ける必然性がなければ病院へ行っても無駄(時間もお金も)だなと思いました。
とはいえ業務に支障が出ない夜間に診ていただいたことは大変助かりましたし、今後役に立つコメントをいただけたので、通院した甲斐はあったと思います。診療所自体はやや不便なところにあるこぢんまりとしたところでしたが、医師を含めたスタッフの皆さんが親切でよかったです。もちろん薬は処方して頂きましたので、しばらく薬を服用して、落ち着いて過ごしたいと思います。

モンテレッジョ 小さな村の旅する物語

イタリア在住の内田洋子さんによるエッセイです。イタリアの山間にあるモンテレッジョという村をテーマにした本です。ここの村人はかつて本の行商で生計を立てていたというユニークな場所で、前半は著者とモンテレッジョとの出会いや村の様子や行商で生計を立てるようになった背景などが描かれています。後半はモンテレッジョ出身の方々の過去のエピソードが多めで、個人的にはそれほど興味はそそられませんでした。

イタリアには数日しか行ったことがありませんが、現地の空気感や現地の人々の温かさが伝わりました。文章が非常に読みやすく、また写真も多いため飛行機などの機関紙の旅エッセイのノリでサクサク読み進められることができました。
本が好き、イタリアが好きという方なら楽しく読み進められるかと思います。

池上〜馬込散歩

今月から転職して職場が変わり、バタバタしており、なかなか更新できずにおります。シンガポール旅行記は近々1日ずつ更新するつもりです。お待たせしている方は、もう少しご辛抱にお付き合いくださればと思います。

シンガポールから帰国してから休日ワンちゃんと過ごす時間が少なかったこともあり、今日はいつもの倍以上の時間、距離を散歩しました。
この時期、梅が見頃ということで、梅園のある池上へ行ってみました。池上は大学時代の友人が住んでいたことがあり、2-3度行ったことがあるものの、20年以上ぶりで、かつ再開発されたこともあり、以前の記憶が全くありませんでした。東急沿線にありがちな住宅地という佇まいでした。とはいえ池上本門寺を要する門前町ということで、葛餅など和菓子屋さんが比較的多かったです。

こちらは池上本門寺の総門からの眺めです。

ワンちゃん同伴のため、境内の参詣は自粛しました。
そして池上梅園の方へ向かいました。梅の見頃ということで梅園方向へ向かう人が多かったです。梅園もワンチャン立ち入り禁止のため入口から梅を少し眺めました。遠くから見ても梅の花がたくさん咲いているのがわかり、素敵な場所だなと思いました。

入り口側のベンチで少し休憩した後は馬込〜山王〜大森と散歩しました。馬込はアップダウンが激しくて予想以上に大変でした。住宅地を散歩したためめぼしい店は特になく、道に迷わないようにGoogle mapをこまめにチェックしながら歩きました。
この日は気温が高く、ダウンではなく、ウインドブレーカーを羽織ったのですが、それすらも要らないほど暖かったです。ワンちゃんも久しぶりにかなり歩いたのが堪えたのか帰宅後はグースカ寝ておりました。私も程よく疲れて、気分転換にもなり、いい休日を過ごせたと思っています。