「適当でいいよ」と言ったにも関わらず後から文旬を言う人

今日のBooks &Appsの記事が共感できたので紹介します。前々職の上司がこのタイプでした。その対応で無駄にかなり疲弊させられました。当時もやもやと考えていたことを言語化してくれて、すっきりした気持ちになりました。
「俺が求めているものを察するのがお前の仕事」
というスタンスの人で、傍から見て以下のようにしか見えませんでした。

俺の望みを理解できなかったお前が悪いから、俺が不機嫌になるのも当然。
お前がもっと努力をしていれば俺を満足させられたのに、使えないヤツめ。
こういう思考回路をしている。

ざっくりとした上司の意見に対し、部下は具体的に「こうすればいいか」と聞きなおしている。それでもその質問に答えず、上司はあくまで「どうやったら俺が満足するか考えろ」と突き放す。

改めて書くと無茶苦茶すぎるのですが、実際にこのような人がいることに驚きます。

著者はそういうタイプの人はテストで相手を試したくて、そのような対応をしていると考察していますが、ほんとにその通りだと思いました。
今となっては正解のわからない相手のためにあれこれ考えても無駄でした。正解しても罵倒されるのを回避できる、という消極的な要素しかなかったからです。本社や顧客の満足度向上に寄与しているわけでもなかったので、本当に時間の無駄dした。
当時は会社にしがみかなきゃいけない、そのために上司に気に入られないと居場所がないという観念に囚われていて、不幸でした。無理だったら我慢せずに逃げだす勇気も必要だったなと当時の自分に言いたいくらいです。その一方で当時踏ん張れたから、今のポジションで仕事をやっていける/任される側面もあるといえばありますが。。あのような状況には二度と戻りたくないのは確かです。

そして、そのようなタイプの人への対策として、以下のように提言しています。

自分なりに一生懸命やります。でも正しい答えを導き出せるかはわかりません。うまくいかなかったら、それはヒントをくれなかったあなたに責任がありますからね。後からどうこう言われたって知りませんよ、必要なことは今言ってください。
でも「俺が求めるものを察しろ」という人に対し、「説明するのがそっちの仕事」と言い返すのは、時には必要だと思う。
そうじゃないのに「適当にやっといて」と言う人に対しては説明を求め、それでもダメなら、「後だしには対応しません」と言う。

言い方は気を付けるべきですが、そのような気持ち、心構えで向き合ったら多少は自分の中で納得できたかもしれません。

(updated on 2/May/2024)