第57回 福島記念

  • 福島11R 芝2000m G3

G1のエリザベス女王杯は重賞勝ち馬が凡走する大波乱でしたが、こちらのレースでは予想外の大逃げのレースが展開されました。
ロードカナロア産駒のパンサラッサ前半1000mを57.3秒というハイペースで逃げました。先段の4頭と後続が完全に分断される展開でした(先段の4頭もお互いに1-2馬身以上は離れていたと思います)。
前半のペースを聞いた時は飛ばし過ぎだなと感じたものの、3コーナーでもまだ余力十分な手応えで、残り400mくらいから後続を突き放し、結局4馬身差の快勝でした。
鞍上の菱田騎手も無理に抑えずに、馬の機嫌、ペースを優先したのが良かったと思います。
最近、このようにハイペースで逃げ粘る馬が多くはありませんので、このような逃げ切りは見ていて気持ちがいいです。