第46回 帝王賞

  • 大井11R D2000m G1

ダート上期の総決算の帝王賞が開催されました。ウシュバテソーロを除く古馬の中長距離路線の一戦級が集まり、最後の直線の叩き合いは見応えがありました。

アンタレスS勝ち馬のプロミストウォリアが逃げ、クラウンプライドが先行、スタートで後手を踏んだテーオーケインズがその後ろで中段待機、メイショウハリオが後方待機という展開でした。
直線では残り200m手前で内からクラウンプライドが先頭に立ちました。大外からメイショウハリオが伸びて、最後の最後で交わして1着で入線しました。クラウンプライドも最後まで伸びていたのですが、運がなかったというかメイショウハリオの方が最後の最後で届いた感じでした。それに少し遅れてテーオーケインズが3着に入線しました。

メイショウハリオが初めて帝王賞を連覇しました(年を跨いで2勝した馬は過去にいたようですが)。この時期のレースはコンディションを整えるのが厳しいのか確かに連覇は難しい印象でしたので、素晴らしいことだと思います。最近は成績が安定していますし、下期のG1も好レースが期待できそうです。
クラウンプライドは父のリーチザクラウンに似てなかなか勝ち切れないですが、これでG1級のレースの2着が3回目ですし、もう一息だと思います。鞍上の川田騎手がこれ以上ない騎乗でしたし、勝ち馬を褒めるしかない感じです。
テーオーケインズは6歳になりましたが、まだまだ1戦級で戦えそうですね。ただ今回のようにスタートで後手を踏んだり、何かが足りない感じなのが惜しいです。