第8回 紫苑S

  • 中山11R 芝2000m G2

先週で夏競馬が終わり、中央場所に戻りました。早速G1のトライアルレースの紫苑Sがありました。昨今は実力馬の関西馬が多数出走していること、ローズSが1800mになり中京開催だったことも相まって、紫苑Sの重要性が上がっているように見えました。そんな状況もあり、今年からG2に昇格したようです。

レースは前半58秒という速めのペースで推移しました。直線に入り、先行抜け出しのヒップホップソウルが快勝を収めるかと思っていました。ところが道中、後方に待機していたモリアーナが馬群を縫って、とんでもない末脚で差し切ってしまいました。
開幕週ということもあり、大外ぶん回しだと届かなかったと思いますが、中山コースを熟知した横山典弘騎手の手綱捌きが絶妙でした。あんな騎乗はなかなかお目にかかれないです。もちろんそれに応えたモリアーナも立派でした。まるでゲームのダビスタを見ているかのようでした。

本番では2冠馬のリバティアイランドが強すぎると思いますが、本レース1,2着馬はローズS組よりも期待できそうな気がしています。