ラグビーW杯 2023 その2

  • プールD:アルゼンチンvs日本

決勝トーナメント進出をかけた一戦でしたが、アルゼンチンに27-39で敗れました。率直に言って実力差を感じましたが、日本代表も健闘したと思います。今年見たスポーツの試合で一番テレビに釘付けになりました。

前半を1点ビハインドで折り返し、後半もレメキ選手が劇的なドロップゴールを決めて(この試合の日本代表の攻撃で一番素晴らしいなと感じました)、20-22まで追い詰めた時は相当惜しいなと思いました。日本代表は決めた3トライは全て見事でしたが、それ以上にアルゼンチン代表のパフォーマンスが良かったと思います。
特にハットトリックを決めたマテオ・カレーラス選手のスピードには全く抵抗できませんでした。彼の3トライ目の後のコンバージョンキックが決まった時点で万事休すという感じでした。細かいミスはいくらかあったものの、日本陣内の22mラインを切るところまで侵入すると確実に点を決めますし、自陣深くまで責められても終盤まで守り切っていましたし、実力差を感じました。そのほか、後半の点数を決めるタイミングが絶妙(後半開始早々だったり、日本の得点後間も無くのタイミング)で常にペースを握らされている感じでした。

それでも日本代表は最後まで頑張ったと思います。大会前のテストマッチが案外でしたが、それを考えればベストを尽くせたのかなとも思います。次回大会に向けて頑張ってもらいたいです。