night run@駒沢公園

久しぶりに平日の夜に走りました。
というのは会社のランニングクラブでナイトランの企画があり、それに便乗したためです。場所は会社から近い駒沢公園でした。
平日は外出されているメンバーが多いため、集まったのは3人でした。40分ほど各自のペースで走りました。
私は調子がよかったため、最初から突っ込み気味に入り、結局8km走りました。最後は制限時間を越えないように必死でした。。そのため久しぶりに5min/1kmのペースで走れました。
この2か月ほど異常な暑さでまともに走れないコンディションで、この晩は暑さが落ち着いたため、早めのペースでも走りきれたのだと思います。
その後はアジアンダイニングにてビールを飲みながら、おいしいご飯を満喫しました。

(updated on 4/Sep/2018)

ウッドワードS(2018年)

北米調教馬ながらもハーツクライ産駒のヨシダがアメリカの古馬ダートG1レースを勝ちました。
しかも、名ばかりG1ではなく、ダート古馬戦線の主要レースの1つで、この時期西海岸で開催されるパシフィッククラシックSと双璧をなすレースで、過去の勝ち馬にはガンランナー、レイチェルアレクサンドラマインシャフトゴーストザッパー、シガー、イージーゴアなど超一流馬が並びます。

レースは中断待機ながらも直線で力強く伸びて、半馬身差の完勝を収めました。北米ダートの差しきり勝ちというのが珍しいですし、しかもハーツクライ産駒がだーとG1を勝ったことにも驚きです。
これで次走はBCクラシックになりそうですが、楽しみです。

いずれにせよ日本生産馬がUSの権威あるダートG1を勝ったのはすごいことです。

(updated on 4/Sep/2018)

みんなで筋肉体操

今年見たTV番組で一番おもしろかったです。

www4.nhk.or.jp

まず番組名だけで「なんだこれは?」と興味がそそられましたが、実際の番組は見ておりませんでした。

その後、ネットの反響が一部で盛り上がり、 YouTubeupされた動画を見て、ツボにはまりました。

 

NHKの体操番組にありがちな構成(筋肉指導員+インストラクター3名)ですが、インストラクターがムキムキで、しかも俳優の武田真治さんもおり(こんなにマッチョだったっけ?)、そこにびっくり。NHKの人選に驚きました。

しかもトレーニングの負荷は通常の体操番組とは比べ物にならないほどハードで(普段トレーニングしていない人には無理そうな内容)、それを黙々とこなしている姿を見ているだけで笑ってしまいました。しかも筋肉指導員以外は全くしゃべりません(武田真治さんも一言も発しません)。

そして筋肉指導員の狂気すら感じる掛け声にも笑ってしまいました。

「最後まで甘えるな!」

「あと2回しかありません!」

 

この番組で紹介されたトレーニングは特別な機器を必要としないため、今度いくつか実践してみようかと思います。ただ腕立てや腹筋をするわけではなく、時間をじっくりかけて、負荷を追及しているので、かなりキツイとは思いますが。。

もしも高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら

今更ながら、いわゆる「もしドラ」を読みました。
単行本が大いに売れた当時は、会社の部長がこの本を押していて、距離をおいていたからです。

物語としては楽しく読むことができ、スイスイ読破できました。
ところどころ話の展開が雑なところがあり、粗が目につきますが、それよりも作者の熱意が強く、物語に引き込まれた感じです。所々ドラッガーの名言がアクセントとなり、読み物としてはよく出来ていたと思います。

以下の流れに沿って話が展開されています。

「マネジメント」との出会い→組織の定義づけ→顧客とは→顧客ニーズ把握のためのマーケティング→マネジメントの役割(生産的な仕事を通じて働く人たちに成果をあげさせること)→イノベーションの戦略→マネジメントの社会貢献

特にマネジメントの正統性の考え方はマネージャー自身や顧客視点でなく、労働者の視点で説明されており、興味深く読みました。

そのような正統性の根拠は一つしかない。すなわち、人の強みを生産的なものにすることである。これが組織の目的である。したがって、マネジメントの権限の基盤となる正統性である。組織とは、個としての人間一人ひとりに対して、また社会を構成する一人ひとりの人間に対して、何らかの貢献を行わせ、自己実現させるための手段である。

本作を読んだ時は寓話的で現実的にありえないよと思っていました。しかしながら今年の金足農業の快進撃のほうが、もっと劇的でフィクションを越えることがあるんだなと半ば呆然としたものです

藤田嗣治展

東京美術館で開催されている藤田嗣治氏の回顧展に行ってきました。

【公式】没後50年 藤田嗣治展

藤田嗣治氏の死後50年で、こういった回顧展は初めてだそうです。
今まで藤田嗣治さんの作品に関心がそれほどありませんでした。しかし、最近美術に目覚めた後輩から、本展覧会を勧めれられて、食わず嫌いもよくないと思い、行って見ました。
この日も過酷な暑さで、昼間の暑さを避ける意味でもよかったです。私はお昼ご飯を食べた後に行きました。

混雑度はそこそこで、かなりじっくり鑑賞してしまいました。
夏休み期間でしたが、kidsも少なかったです。最後の土日に美術館行くような子は少ないですね。ただお父さんに鑑賞感想文を書かせていると思われる親子が一組いました。。

本展覧会は彼がパリに渡ってから、晩年までの作品が一通り展示されており、作品の変遷というか、一部時代に翻弄された姿が見れました。回顧展だと作者の人生の文脈が理解できる点でとても面白いというか、知識が深まった気がします。

初期はキュビズムモディリアーニの影響を受けた作品が残されており、試行錯誤したことが伺えました。
人物画では、メランコリックな表情が特徴的でしたが、後年の彼の作風である、白い肌や細い墨の輪郭線なども垣間見れました。
また風景画では、第一次世界大戦の影響か、白や灰色などモノトーンの色使いが多く見られました。派手な作品ではないのですが、結構じっくり見てしまいました。

1920年代からは彼の代表的なモチーフである裸婦や猫の絵がたくさん登場しました。裸婦については、乳白色の色使いにこだわりを感じ、背景も白色ベースの作品が多かったです。猫については毛並みが細やかで本当に猫好きなんだろうなと感じました。

その一方で1930年代では中南米、日本を旅した際には、今までとは真逆のvividでグロテクスな作風でびっくりしました。決して下手ではありませんが、凡庸に感じ、彼の良さがなくなっているように感じました。中南米の空気が彼の作風を変えたのかもしれませんね。とはいえ、水彩画では細い描線が冴え、やっぱり違うなと思いました。
彼自身は日本画を模倣した作品を残していないのですが、このような筆使いが他の近代日本画家との違い、ユニークな点だと思います。藤田さんもその点は深層心理の何処かで意識されていたように思います。

第二世界大戦中は動員され、戦場記録員として翻弄されました。その時代は茶褐色の色合いで、戦場の壮絶な感じなど、見ていて居た堪れない気持ちになりました。

そして戦後、ニューヨークに渡った際に描かれた作品群は彼の作品の集大成のように感じました。「カフェ」で描かれた女性の人物像や、背景のパリの街並み(彼の望郷の念も反映されている)は見事だなと思いました。ポンピドゥー・センターに収蔵されるだけの作品だなーと感じました。このころの人物の表情は穏やかというか好きです。

晩年は洗礼を受けた後は宗教画に傾倒して行きました。宗教画とはいえ、たくさんの人物が描かれた作品について、後輩は漫画見たいなタッチと言っていて、その通りだなと感じました。

本回顧展はなかなか面白かったです。先入観もなく、1つ1つの作品にじっくり対峙したのは久しぶりで、面白かったです。気づいたら3時間近く美術館にいました。こんな機会を提供してくれた後輩に感謝です。

また今回初めてオーディオガイドを利用しました。津田健次郎さんと高本めぐみさんで安心して聞けました。それもじっくり鑑賞してしまった要因かもしれません。特に津田さんは、過去の著作やインタビューで引用された藤田さんの言葉を話されており、彼の声で話されると沁みますね。ナレーションの内容は、絵画の横にある説明文と大差ありませんでした。
話し手が好きな人なら、音声ガイドはありだと思います。

第100回全国高校野球選手権大会

昨日、夏の甲子園が終わりました。終わってみれば、大阪桐蔭春夏連覇で終わりました。戦力を考えれば当然の結果だと思います。レギュラーメンバーをみたら、中学の日本代表レベルが揃っており、しかも記録員も日本代表レベルで笑いました。そんなメンバーが高校3年間切磋琢磨すれば、他が勝てないチームになるわなと思います。
親元から離れて寮生活で頑張ってきた選手たちは、とても偉いでと思います。将来メジャーやプロを目指すために、地元のチームに所属せずに、あえて厳しい環境、優秀な監督の下で指導を受けて、才能を磨きたいという意思を選手がもっているならば、尊重すべきですし、それに対する投資は惜しむべきでないと考えています。ただ、頂点が国内の選手権のスポーツで、優秀な選手を集められる特定の学校が優位になる体制は抗えないよなと思います。個人スポーツならまだしも、団体スポーツだと難しい問題だと思います。そこが私が高校野球に対して、興味をなくしていた要因になります。
ただ野球というスポーツは投手の負荷が段違いに大きいため、現状の日程だと一人エースで勝ち切るのは不可能だなと思います。今回の金足農業の場合は、吉田君という絶対的なエースがいたから、ここまで来れたともいえますが、一人だとどうしても無理が祟ってしまいます。だからこそ有名私立は優秀な選手をかき集めざるを得ないのでしょう。

ただ今回の金足農業の快進撃は見ていて爽快でした。吉田くんを中心に、選手たちが一丸になっていて、かつ大会中も成長していましたし。案外エラーやバントミスも結構犯していますが、それでも勝ち上がってこれたのはすごいと思います。個人的には金足農業の活躍がなければ、甲子園の結果に気になることはなかったのは確かです。金足農業大阪桐蔭の組み合わせは漫画のような展開でびっくりでした。
決勝については、吉田君の疲労を考えれば予想できた展開なので、特筆すべきことはありませんが、最後まで手を抜かずに戦った両チームをたたえるべきかと思います。吉田くんは十分に休養をとって、次のステージに進んでほしいと思います。そして無事ならば、優秀な指導者の下でもっと才能を磨いてほしいと思います。センスは十分ですが、球数が多いなど改善の余地があるようにも見えますので、もっと良くなると期待しています。

人前で緊張せずに話すコツ

こちらのサイトに記載されている内容は重要なポイントのいくつかがさくっとまとめられていて参考になると思い、紹介します。

matome.naver.jp

実際プレゼンテーションのトレーニングで説明されていた内容が包含されています。
「深呼吸」や「笑顔」などは当たり前のことと思われるかもしれませんが、案外実践できません。意識を持つことが重要です。

この中に含まれていないことですが、「えーっと」というつなぎ言葉を避けることもとても重要です(しかし実践するのが非常に難しいです)。
先日外資系に転職した後輩と、この話題について話したのですが。その際は無理に発話しようとせず、かみしめて間を作ればよいと話したのですが、それも難しいです。

金足農業

最近の高校野球は、有名中学生をスカウトしてきた常連私立高校ばかりで全く興味がありませんでした。有名私立高校が県外から選手を集めてくる流れには抗えないので、そういう学校で生き残った選手が次のステージに進むためのシステムだと割り切って見ています。

そういう中で秋田代表の金足農業の健闘振りにワクワクしています。公立校で県内の生徒だけで構成されているのに、ベスト4まで進出するのはすごいことです。
吉田投手中心のチームに見えますが、ほかの選手も彼を中心にまとまっていて、応援したくなるチームです。
吉田投手は本格派の右腕で150km近いストレートを投げますが、ただ速いだけでなく、伸びがあり、変化球もうまく織り交ぜていて、見ていて楽しいです。

ベスト16の横浜戦は凄い試合でした。最初2点先制された時には厳しいと思いましたが、吉田選手がホームランで同点に追いついた時に「オッ」と思い、それでも4-2になった時に負けたと思いました。ただ8回裏に逆転3ランホームランを打つとは思いませんでした。しかも最終回は3者連続三振で締めて、後半にギアを上げる様は圧巻でした。しかも自己最速タイの150kmを出していましたし。

そして準決勝では、連投のためか吉田選手の切れはそれほどではありませんでしたが、それでも2失点に抑えていて、ピンチも何度も凌いでいました。9回裏の時点で2-1でしたが、相手投手を攻略できていなかったため、この試合でも負けるかなと思っていました。その予想に反して、ノーアウト満塁のチャンスを作り、スクイズは予想できました。しかし、サードがファーストに送球した際に2塁走者が3塁を回った時には目を疑いました。まさかの2ランスクイズで逆転のサヨナラ勝ちを収め、絶叫してしまいました。しかもそれが監督の指示ではなく、選手の判断だというのですから、どんだけ冷静なんだよと思いました。
個々の能力では劣る点はありますが、冷静な判断力と個々ができることを着実に発揮できる点は練習の賜物だと思いますし、強いチームでないとできないと思います。だからこそ秋田県民や農業関係者でなくても、応援したくなります。彼らの試合ぶりには驚かされるばかりです。

とはいえ、準々決勝の戦い振りをみると、大阪桐蔭の実力が抜きん出ていると思います。他校ならばエース級の選手が複数揃えているみたいですから。その上データ班も充実しているとなれば、手が付けられない感じです。

メンタル安定のための参考意見

こちらのまとめサイトの意見に同感しましたので、紹介します。

togetter.com

他人がどう反応しても「それに対して自分がどう対応するか」しか頭にない。
「人をどうしよう」「人にどうしてもらおう」という考えを捨てるだけで、人間関係の悩みの9割くらいは解消しそう。

同感した1つの背景として、転職したての頃は他人に期待していたところが過大にあったことです。自分がどうしたい、自分で何とかするという意思が乏しかったです。他人に頼らず、自分でできる範囲の中で事態を打開するしかないと割り切れるようになってから、上司からも変わったねと言われるようになりました。

伊豆富戸温泉

休みの期間を利用して、彼女と伊豆の城ヶ崎の方へ行きました。
初日はお昼頃に到着し、ご飯を食べてから、ミュージアム城ヶ崎海岸へ行きました。城ヶ崎海岸方面に行くのは大学以来だったと思います。10分ほど散策道を歩いてから、吊り橋を渡りました。散策道は木々の日陰があり、それほど暑くはなかったです。
城ヶ崎海岸は波が激しくて、岩が荒く削れておりました。

その後は、夕方に温泉宿に行きました。
早速お風呂に入ったのですが、露天風呂を独り占めできて最高でした。海がよく見えて、波の音も聞こえて、湯船に浸かりながら、ゆっくり過ごしました。他には少なくとも3組ほど訪問していたはずですが、お風呂で遭遇することはなく、独り占めできて、贅沢な気分でした。温泉に行くのもそうですし、大浴場に浸かるのも久しぶりでしたので、気持ちよかったです。硫黄臭など癖がなく、入りやすかったです。

そして夕ご飯をいただいたのですが、それが本当に美味しかったです。温泉宿でこんなに美味しいご飯は初めてでした。
和食ベースですが、金目鯛ソテーの白ワインソース添えや和牛の冷しゃぶなどは洋のテイストもあり、和洋折衷という趣でした。和牛の冷しゃぶはレアっぽい感じで、口の中でとろけました。見た目も素晴らしく、だいぶ手が込んでいるなと感心しました。どの料理も美味しかったです。一番感激したのは白米です。写真はありませんが、粒が立っていて、パクパク箸が進みました。

自分もリフレッシュできましたし、彼女にも満足してもらえたようで、良かったです。
値段は決して安くはないですが、施設、食事の質を考えると、コストパフォーマンスは高いと思います。また行きたいなと重ます。