香港国際競争2023

今年も日本から多数の馬が参戦しましたが、どのレースも勝つことができませんでした。とはいえ香港、ヨーロッパの1戦級の馬が実力を見せ、いいレースだったと思います。

香港マイル

日本勢の多くが中段〜後方待機する中、圧倒的な実績を誇るゴールデンシックスティは中断前目を追走して居ました。直線入口で進出を開始し、そこから100mほどでに躍り出てからは、最後まで脚色が衰えず、1着で駆け抜けました。残り400〜300mでの加速はすごく、8歳という年齢を感じませんでした。
これで2020年、2021年に続き、香港マイル3勝目を収めました。

その一方で日本から多数出走しましたが、ゴールデンシックスティとの力差を感じる内容でした。
今年のマイルCS1,2着のナミュールとソウルラッシュが最後追い込んで、3着、4着に入りました。それ以外は案外な感じでした。

香港カップ

先行したロマンチックウォリアーが直線入口で先頭に並びかけ、そこからじわじわ伸び最後ムーア騎手騎乗のルクセンブルクやヒシイグアスに詰め寄られましたが、最後まで先頭を譲らず、1着でゴールしました。派手な感じではありませんが、力強い内容でした。
ルクセンブルクやヒシイグアスは中段待機でしたが、前者は3コーナーからムーア騎手が進出を開始したものの直線ではしばらく伸びない感じでしたが、最後惜しいところまで追い詰めた感じです。
ヒシイグアスは直線で進路が狭くなるようにも見えましたが、こちらも最後は惜しいところまで追い詰めたように見えました。よく頑張ったと思います。ゴール寸前の叩き合いはなかなか見応えがありました。

(updated on 11/Dec/2023)