- 中山11R 芝2500m G1
ドウデュースが日本ダービー以来のG1勝ちを収めました。なかなか良いレースだったと思います。
大外枠のスターズオンアースが好スタートを決め2番手を進みました。ラストランのタイトルホルダーが先手を主張し、逃げる展開となりました。一方でドウデュースは後方待機でした。
タイトルホルダーは序盤の1000mを60秒台で逃げ、2周目から後方を突き放すように進みました。
ドゥデュースは残り800mほどから進出し、4コーナーでは2番手のスターズオンアースに並びかけるほどで手応えも抜群に見えました。
直線に入ってもタイトルホルダーが粘っていて、最後の50mほどでドゥデュースとスターズオンアースに交わされました。ドゥデュースが1着でゴールしました。
タイトルホルダーの最後の粘り腰も見事でしたし、最後の3頭の叩き合いも見事でした。
タイトルホルダーはこれで引退ですが、早逝したドゥラメンテの分まで頑張って欲しいです。出足の悪さなど衰えを感じましたが、よく頑張ったと思います。
ドゥデュースは今年順調にレースを使えませんでしたが、有馬でようやくこの馬の強さが見れた気がします。これで朝日杯、日本ダービーに続きG1 3勝目となり、2歳時から毎年G1を勝ち、かなり立派だと思います。鞍上の武豊騎手も怪我の休養明けで、しかも今日本鞍だけという状況にも関わらず完璧すぎる手綱さばきで、痺れました。
スターズオンアースは不利な大外枠にも関わらず、こちらもルメール騎手の騎乗が完璧で本当に惜しい2着でした。
