道は開ける 新装版作者:カーネギー, デール,Carnegie, Dale,晶, 香山発売日: 1999/10/20メディア: 単行本「悩み」の対処法について書かれたベストセラー本です。 数多くの実例が紹介されていますので、説得力がありますし、読み物としてよくできていると思い…

オリエンタリズム〈上〉 (平凡社ライブラリー) 作者: エドワード・W.サイード,Edward W. Said,今沢紀子 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 1993/06 メディア: 新書 購入: 12人 クリック: 114回 この商品を含むブログ (145件) を見る オリエンタリズム〈下〉 (…

侏儒の言葉 (文春文庫)作者: 芥川龍之介出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/07/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る芥川龍之介の箴言集です。 小説は以前学校で「蜘蛛の糸」を読んだことがあるくらいで、それ以外の作品は全く読んだこと…

河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙作者: 河北新報社出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/04/11メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る河北新報社（宮城県を拠点にした地方新聞）が東日本震災時での取材や報道について、まとめた本です。本…

わたしの哲学入門 (講談社学術文庫)作者: 木田元出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/05/23メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る木田元さんが、自身の哲学の出会いから、ハイデガーが問題視した「存在」の問題について、西洋哲学のの文脈の中で解…

四畳半王国見聞録 (新潮文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/06/26メディア: 文庫この商品を含むブログ (24件) を見る京都の阿呆学生の妄想、日常を描いたオムニバス形式のお話です。話の時系列が単純ではないため、初見ではわかりに…

県庁おもてなし課 (角川文庫)作者: 有川浩出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2013/04/05メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (57件) を見る高知県庁に実在する「おもてなし課」と部署をモチーフにした小説です。 450ページ程度と分量は多いで…

ハンナ・アーレント - 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者 (中公新書)作者: 矢野久美子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/03/24メディア: 新書この商品を含むブログ (11件) を見るユダヤ人の政治哲学者の生涯について書かれた本です。哲学関係の本で…

東北を聴く――民謡の原点を訪ねて (岩波新書)作者: 佐々木幹郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/02/21メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る詩人が津軽三味線の二代目高橋竹山と東北の被災地をめぐったときの記録です。 特に岩手の被災者の…

一刀斎夢録 上 (文春文庫) 作者: 浅田次郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/09/03 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (9件) を見る 一刀斎夢録 下 (文春文庫) 作者: 浅田次郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/09/03 メディア: 文庫 この…

読書について (光文社古典新訳文庫)作者: アルトゥールショーペンハウアー,Arthur Schopenhauer,鈴木芳子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/05/14メディア: 文庫この商品を含むブログ (10件) を見るショーペンハウアーの『余録と補遺』から訳出したものら…

植物図鑑 (幻冬舎文庫)作者: 有川浩出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2013/01/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (54件) を見るiPhoneを買うようになってから、本を読むことが少なくなっています。特に恋愛小説の類はほとんど読…

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫) 作者: 石川拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2011/04/12 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (21件) を見…

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)作者:森 博嗣発売日: 2013/03/15メディア: 新書 作家の森博嗣さんが抽象的な考え方について説いた本です。中身をよく見ずに、題名と著者だけで買ってしまいました。 普段具体的に物事を見る…

帰還の坑道作者: 広河隆一出版社/メーカー: デイズジャパン発売日: 2013/04メディア: 単行本この商品を含むブログを見る フォトジャーナリストの広河隆一さんが書いた小説です。20年前に出版された「破断層」に多少手を加えたもの、とのことです。 パレスチ…

愚者のエンドロール (角川文庫)作者: 米澤穂信,高野音彦,清水厚出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2002/07/31メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 228回この商品を含むブログ (440件) を見る 昨年アニメ化された作品です。 岐阜…

歴史を考えるヒント (新潮文庫)作者: 網野善彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/08/27メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 40回この商品を含むブログ (10件) を見る 歴史学者の網野善彦さんによる、「歴史の中の言葉」をテーマとした講演集です。 「日本…

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則作者:ピーター・F・ドラッカー発売日: 2001/12/14メディア: 単行本言わずも知れた古典、名著です。 仕事でもプロジェクトマネージャを任せられるようになってきましたので、まずはエッセンシャル版を読みました…

本当の戦争の話をしよう (文春文庫)作者: ティム・オブライエン,Tim O'Brien,村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1998/02メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 202回この商品を含むブログ (85件) を見る 著者の戦争体験に基づいた短編集です。 全てが凄…

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)作者:クレイトン・クリステンセン発売日: 2011/12/20メディア: 単行本あるネット上の書評でベタ褒めされているのを読んで、中身を十分に見ずに衝動買いしました(普段は本屋で軽く確認し…

「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場 (集英社新書)作者:小出 裕章,渡辺 満久,明石 昇二郎発売日: 2012/08/17メディア: 新書事実を隠蔽する原子力行政と御用学者には辟易しているのですが、本書を読んで更に原子力行政に失望しました。 核燃料サイクル自体の妥…

原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて (講談社現代新書)作者:宮台 真司,飯田 哲也発売日: 2011/06/17メディア: 新書社会学者の宮台さんと自然エネルギー研究の第一人者である飯田さんの対談です。 どうして原発依存体制を続けたのか、そ…

マイ仏教 (新潮新書)作者:みうらじゅん発売日: 2011/05/14メディア: 新書みうらじゅんさんの仏教観に関するエッセイ。面白かった箇所を引用します。 個性について リスペクトする人をどうしても真似しきれなかった余りの部分、いわゆるそれが「コンプレック…

最近は仕事もプライベートもわたわたしているため、更新が滞りぎみですが、少し前に読んだ本のレビューになります。。 福島 原発と人びと (岩波新書)作者: 広河隆一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/08/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 47回この…

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣作者:長谷部誠発売日: 2011/03/17メディア: 単行本（ソフトカバー）サッカー日本代表MFの長谷部選手が書いた本です。長谷部選手の人となりやプレーに対する姿勢を知ることができ、更に応援したくなりました。 …

超マクロ展望 世界経済の真実 (集英社新書)作者:水野 和夫,萱野 稔人発売日: 2010/11/17メディア: 新書エコノミストの水野さんと哲学者の萱野さんとの対談です。お二人の対談は経済現象を歴史の中の位置づけなども考慮されており、なかなか面白かったです。 …

スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション作者:カーマイン・ガロ発売日: 2011/06/30メディア: 単行本１ヶ月ほど前に購入した本ですが、ようやく読むことができました。伝記ではなく、ジョブズの仕事に対する考え方が紹介されています。ジョブズの他にも偉…

FUKUSHIMA 福島原発メルトダウン (朝日新書)作者: 広瀬隆出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2011/05/13メディア: 新書購入: 13人 クリック: 619回この商品を含むブログ (49件) を見る 震災以前から原発の危険性を訴えてきた広瀬隆さんの本です。 わたし…

空爆の歴史―終わらない大量虐殺 (岩波新書)作者:荒井 信一発売日: 2008/08/20メディア: 新書20世紀以降の戦争で登場した空爆の歴史や正当化の論理について書かれています。第二次世界大戦以前の話が半分以上占められていますが、最近のイラク戦争やアフガン…

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)作者:村上 春樹発売日: 2010/06/10メディア: ペーパーバック村上春樹さんの走ることに綴ったエッセイです。わたしもよくジョッギングするため、共感できることが多かったです。 走っている時に考えている…