Horse

開成山特別

福島9R 芝2600m 500万下 障害王者のオジュウチョウサンが久々の平地レースに挑戦しました。しかも平地では未勝利のため、通用するのか半信半疑でしたが、その不安を覆してくれました。 好スタートから先行し、道中は折り合い、集中力共に問題なかったです。…

第59回 宝塚記念

阪神11R 芝2200m G1 過去のG1勝ち馬の臨戦過程も微妙で、上位人気馬の信頼度がイマイチでしたが、結果的に7番人気のミッキーロケット、10番人気のワーザー、12番人気のノーブルマーズで決まりました。この結果だけ見ると微妙で、夏競馬感すらするのですが、…

ベルモントS(2018年)

今年デビューしたJustifyが無敗でアメリカ三冠を制しました。無敗の三冠馬はシアトルスルー以来で、伝説級の記録だと思います。2年前にアメリカンファラオが三冠を取った時には、しばらくアメリカ三冠馬は出てこないだろうなと思ったのですが、その予想を裏…

第85回 日本ダービー

東京10R 芝2400m G1 スローペースで逃げ粘る皐月賞馬エポガドーロを、先行したワグネリアンが差し切りました。 レースが始まるまでは、鞍上の福永騎手がこんな思いきった騎乗をするとは思っていませんでした。G1では煮え切らない騎乗が多かったですが、今回…

テイエムオペラオー

2000年に当時の古馬G1を全制覇したテイエムオペラオーの訃報を昨日聞きました。 先日のスペシャルウィークに続き、私の競馬熱が高かった時期の名馬が亡くなるのは寂しいです。勝ち方の派手さが少なかったためか、実績のわりに人気がないように感じていました…

Special week

突然の訃報に驚きました。 ちょうど競馬が好きになった頃に活躍した馬で、同期のグラスワンダー、エルコンドルパサーとともに非常に思い入れが強い馬ですので、個人的にショックが大きかったです。この頃は武豊騎手のファンではなく、3歳時は特に何とも思っ…

第78回 皐月賞

中山11R 芝2000m G1 大本命だと目されていたダノンプレミアムが直前に回避し、混戦模様だと予想されていました。 結果的には、上位陣が馬券の対象になりましたが、勝ち馬のエポカドーロはかなり強いと思います。 レースは伏兵と見なされていた三頭(アイトー…

第20回 中山グランドジャンプ

中山11R 4250m J・G1 今年の中央競馬のレースで、一番見ごたえのあるレースでした。 昨年の中山大障害で大接戦を演じたオジュウチョウサンとアップトゥデイトの再戦に注目が集まりましたが、両馬とも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。 スタート…

第62回 大阪杯

阪神11R 芝2000m G1 夜中のドバイミーティングはGreenチャンネルで無料放送されていたため、生観戦したのですが、芝のレースは超スローで騎手の工夫もないレースばかりで退屈でした。 それに対し、このレースも序盤こそスローだったものの、残り1000mほどで…

第55回 弥生賞

中山11R 芝2000m G2 1-2月はずっと寒かったですが、この週末は急に温度が上昇して春を感じるようになりました。競馬でもクラシックのトライアルレースが始まりました。 今年の弥生賞にはワグネリアン、ダノンプレミアム、オブセッションの有力ディープインパ…

第63回 東京大賞典

大井10R D2000m G1 ダートの暮れの一戦は、これで引退となるコパノリッキーが鮮やかな逃げ切り勝ちで有終の美を飾りました。 スタートから先手を主張し、前傾ラップで逃げました。ペースは速いものの、道中は他馬に突かれることなく、気持ちよく逃げられたの…

第62回 有馬記念

中山11R 芝2500m G1 このレースで引退するキタサンブラックが勝ち、有終の美を収める形となりました。 レースとしては前半1000m時点で61.8でスムーズに逃げた時点でキタサンブラックの掲示板は固いなという印象でした。結果的に好スタートから先手を主張でき…

第140回 中山大障害

中山10R 芝4100m J・G1 結果的に障害王者のオジュウチョウサンが障害G1 4連勝を決めましたが、非常に見応えのあるレースでした。アップトゥデイトが大逃げを打ち、オジュウチョウサンは最初は4番手を進みました。3コーナーの時点でも逃げ切れるほどの差が…

第69回 朝日杯フューチュリティS

阪神11R 芝1600m G1 1番人気のダノンプレミアムが横綱相撲で圧勝しました。好スタートからレースセンスの良さを感じました。 残り400mほどで楽な手応えで先頭に立ち、川田騎手が気合いを入れたら、後続を突き放しました。最後は流す余裕があり、結果的に3馬…

第156回 天皇賞・秋

東京11R G1 芝2000m 先週の菊花賞に続き、不良馬場で行われたレースでしたが、最後キタサンブラックがサトノクラウンとの叩き合いを制して、G1 6勝目を収めました。 レースは後で見たのですが、出遅れて後方からのスタートという自分の形でもないのに勝てた…

凱旋門賞(2017年)

シャンティ G1 芝2400m 3歳牝馬のエネイブルが圧倒的な強さで勝ちました。 好スタートから、道中は3番手追走という理想的な展開でしたが、他馬からのプレシャーが激しく厳しいレース内容だったと思います。 それでも直線残り350m時点で先頭に立ってからも後…

第65回 クイーンS

札幌11R G3 芝1800m 日本でも3歳牝馬のアエロリットが、古馬相手に、味のある競馬で完勝しました。今回も前回同様に好スタートを決めた後、他が早くないこともあり、逃げの形になりました。逃げ自体はそれほど驚きではありませんでしたが、前半1000mを58秒…

King George VI and Queen Elizabeth Stakes(2017年)

アスコット G1 芝11ハロン211ヤード 【怪物牝馬誕生!】2017キングジョージ&クイーンエリザベスS イネーブルヨーロッパの夏の中距離王決定戦ですが、3歳牝馬のEnableが古馬相手に4馬身半差の圧勝を収めました。 Enableはスノーフェアリー以来の英、愛オー…

第19回 ジャパンダートダービー

大井11R D2000m G1 久しぶりに地方所属馬が勝ちました。東京ダービー馬のヒガシウィルウィンが内から抜け出しを図ったサンライズソア(川田騎手の騎乗は完璧だったと思います)をゴール直前で差し切りました。 実力差がつきやすく、ゴール前では大勢が決まっ…

第67回 安田記念

久しぶりの更新になりました。 先週末まで府中で5週連続でG1が開催されましたが、ヴィクトリアマイルやダービーなどはスローペースでレースとしてはつまらなかったですが、先週の安田記念は見ごたえのあるレースでした。 東京11R 1600m G1 今年もロゴタイプ…

クイーンエリザベス2世カップ(2017年)

沙田 芝2000m G1 香港のG1でも名手の腕が冴え渡りましたね。香港No1ジョッキーが騎乗したネオリアリズムがG1初制覇しました。ネオリアリズムはスタートから超スローペースの中(1000m通過が1分7秒台)かかっていて、中段に待機していましたが、モレイラ騎手が…

第155回 天皇賞・春

京都11R 芝3200m G1 戦前からキタサンブラックとサトノダイヤモンドの一騎打ちと見られていましたが、キタサンブラックがレコードタイムで連覇を果たしました。キタサンブラックは今日も好スタートで、スムーズに番手を確保しました。今日はサトノダイヤモン…

第19回 中山グランドジャンプ

中山11R 4250m J・G1 障害レースのレビューをすることは少ないですが、オジュウチョウサンの強さにびっくりしました。 これで年度をまたいでJ・G1を3連覇したことになりましたが、重賞6連勝というのも記憶になく、本当に強いです。 レース振りも安定していて…

ドバイワールドカップ(2017年)

メイダン D2000m G1 【世界最強】2017ドバイワールドC アロゲートとにかくアロゲートが強かったです。スタートは出遅れて、後方3番手を追走した時は、らしくないレース振りでどうなるか心配でした。しかし、3コーナーからのまくりは圧巻でした。直線入り口…

第31回 フラワーカップ

中山11R 芝1800m G3 今年初めての競馬の重賞のレビューです。牡馬、牝馬ともにクラシックのステップレースが大体終わりましたが、牡馬はレベルが低いといいますか、混戦模様ですが、それに対して牝馬は今日勝ったファンディーナをはじめ、レベルが高い馬が多…

第61回 有馬記念

中山10R 芝2500m G1 結果的には上位3頭の強さが際立ちました。 今回キタサンブラックは2番手追走でしたが、逃げたマルターズアポジーが後続を離していたので、実質単騎逃げの形だと思います。ゴールドアクターはそれをマークして、サトノダイヤモンドンドも…

香港国際競争(2016年)

この日の香港競馬は国際G1が4レース組まれた国際競走デーで日本馬も多数参戦しました。特にメインレースの香港カップに注目していました。 海外G1勝ちのあるモーリスとエイシンヒカリの引退レースとなりましたが、モーリスの強さだけが際立つレースになりま…

阪神競馬場de関西蚤の市

関西に引っ越してから初めてJRAの阪神競馬場に行きました。今日は重賞もなく、メインレースも準OPなのにも関わらず、結構混雑していました。しかも女性のお客さんが多かったです。 それは、競馬場でこのイベントがあったからだと思います。 第3回関西蚤の市 …

第36回 ジャパンカップ

東京11R 芝2400m G1 武豊騎手騎乗の1番人気のキタサンブラックが2馬身差の完勝を収めました。 このレースに関しては、武豊騎手に完璧にコントロールしたと思います。そしてその要求に100%応えたキタサンブラックも見事でした。まずいつものように好スタート…

競馬の世界史

競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで (中公新書)作者: 本村凌二出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2016/08/18メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る海外競馬通だと思われる本村さんによる新書です。海外競馬好きとして…